EPoch Official Blog

自費訪問リハビリサービス、セラピスト向けセミナー、IT事業、整体院事業、スポーツ事業など幅広く事業展開しています。

全力で向き合えばこそ、寂しいお別れ。

いつもお読みいただきありがとうございます。

リハビリテーション事業部 部長の石原です。

 

本日は弊社のリハビリサービスを利用されていたお客様との

お別れの話をさせて頂きます。

弊社のリハビリサービスは完全自費であるため、

基本的に保険下にあるような期限はありません。

ご利用者様が望むまで、いつまでも寄り添い続けるサービスとなっております。

しかし長く続けて頂いていたご利用者様も、

様々な理由でリハビリが終了することがあります。

 

今回はご家族様のお仕事の都合により弊社のサービスを終了された方です。

 

 

もう一度、リハビリを頑張ってほしい


元々、脳出血を発症した70歳代の女性の方です。

脳出血の影響により左半身に重度の麻痺を呈して、

回復期病院を退院後になんとか自宅復帰されました。

が、自宅で転倒して腕の骨を骨折をしてからは

生活内での介助が多くなったため、施設に入所されました。

施設に入所されてからは介護保険下でのリハビリサービスを

受けることができなくなったため、

自費の訪問リハビリサービスである弊社にお問い合せを頂き、

2016年にリハビリ開始となりました。

 

 

回復期病院を退院後、ご自宅に復帰されてから

車いすへの移乗や、立ち上がり動作は自立されておられましたが、

自宅内で転倒してしまい、そこから立ち上がり動作が怖くなってしまったとのことでした。
ご家族様からはなんとかもう一度出来るように、

リハビリを頑張ってほしいとのご要望を頂いておりました。

 

 

死んだ方がマシや



サービス開始当初、起き上がり動作や立ち上がり動作に、

やはり手助けが必要な状態でした。

しかし「出来ない」というよりも、「やらない・諦めている」という印象がありました。


リハビリ中も、ご本人様からは「もう家族にも迷惑かけてるし、死んだ方がマシや」との発言も…。

 


ただ、有難いことにリハビリに対しての拒絶はなく、

弊社の色々なスタッフが伺わせて頂いても、

いつも笑顔で「来てくれたの?ありがとう!」とお話をして下さいました。

リハビリを進めていくにつれ、ご本人様の気持ちも徐々に変化し、

前向きな発言も聞かれるようになりました。

こういうときが一番セラピストとして嬉しいんですよね。

 

 

全力で向き合ったからこそ、涙が止まりませんでした。



いつも面会に来て下さっている娘様も、そのことを本当に喜んで下さり、

涙を流されておりました。

何よりもリハビリに対して、前向きに頑張るようになった

ご本人様の姿に感動されていたそうです。

 


しかし、そんな楽しいリハビリも先月末で終了となりました。

 

 


最後のリハビリの日、いつもと何も変わらず笑顔で

出迎えてくれたご本人様とご家族様。

しかしリハビリが終わりに近づくにつれて寂しい気持ちになり、

最後は涙のお別れとなってしまいました...。

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(写真では笑顔で。)

 

 

こういうとき、いつも私自身、

もっと良いリハビリサービスを提供できたのではなかったか、と

カルテを見返して、反省する日々です。

 

良いサービスって何だろう、

患者様と向き合うって何だろう、

その答えは一生出ないのかもしれません。

 

 

終業時間が終わっても、常にミーティングをしたいと思いますし 常に技術向上を目指したいと思うようになりました。 求めてくださる方に120%の自分で応えたい。 心の底から、そう思えるようになりました。

最初の一言 ただその言葉で救われました。 - EPoch Official Blog

 



「もういつ死んでも構わない」と仰っていたご利用者様が

別れ際に涙を流されて、「次の施設でもリハビリ頑張る」と

お話しして下さった時、ご利用者様と真剣に向き合うことが

ほんの少しは出来ていたのかもしれません。

 

 

 

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