EPoch Official Blog

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2022-10-01から1ヶ月間の記事一覧

理学療法士や作業療法士が覚えておくべきストレッチ技術の基礎知識

患者様のリハビリで使用する技術として、 ストレッチやリラクゼーションなどの 徒手技術を使用するセラピストは多いはずです。 しかし、そのストレッチ技術は学生時代に IDストレッチという形で学び、その後あまり勉強していない というセラピストは少なくな…

求められることがモチベーションアップのカギ

年齢を重ねると、徐々に見えてくる定年退職の壁。 これに悩む中高年層は多いのではないでしょうか? 私の親もその一人であり、そろそろ定年退職のラインが見えてきました。 親に、定年後どうするのか?という話をしたことがあります。 すると、「嘱託で引き…

リハビリで屋外歩行を拒否されたときに考えるべきこととは?

最近は寒暖の差が激しくなってきましたね。 これからさらに寒さが増してくると 高齢者の方々はより外出機会が減ってきます。 今日もリハビリでちょっと長い距離を歩きませんか?と促してみましたが 「寒いから外に出たくない」 と話されていました。 最後に…

誤嚥性肺炎を防ぐ PT・OTも評価すべき嚥下機能の検査

日本人の死因として上位には 30代あたりから 悪性新生物(がん) 心疾患 肺炎 が上位に並ぶようになってきます。 その中でも65歳からは 肺炎が一気に増え始めます。 高齢になると増える理由として 加齢に伴って 嚥下機能が低下し 誤嚥してしまうこと が挙げ…

運動療法に必要な栄養学を理解しよう|リハビリで必要なカロリー量とは?

昔から脳を使うとおなかが減るのは 本当のことなのでしょうか? 実は脳は人が生きている限り最大のエネルギーを使うのですが、 カロリー消費量が多いというわけではないそうです。 脳を使うとブドウ糖を消費するのでダイエットになりそうですが、 脳のエネル…

膝の痛みを診るためには足部のアライメント評価が必須です

皆さんは変形性膝関節症の患者様が来院されたとき、 まず最初にどこを見るようにしていますか? 膝が痛いならまず膝の動揺性がどれだけあるのか、 はたまたどれだけ腫れているのか 姿勢が原因なのか 様々な疑問を持って、患者様を対応すると思います。 特に…

心疾患のリハビリに必要なフィジカルアセスメントの見分け方

今後、超高齢化社会に移行していく時代になり、 原疾患だけではなく、心疾患や呼吸器疾患を併発している患者様が増えてくるようになりました。 近年はエポックでも心リハスクールを開催し、 多くの受講生様がご受講いただきました。 他にも運動器疾患のリハ…

アレルギーは皮膚から侵入する?皮膚の防御機能を高めるには

みなさんはアレルギーがありますか? ちなみに私は・・・ アレルギー性鼻炎ということで ホコリに弱いです。 でも、それ以外は特定のアレルギーはないです。 もちろん、 調べれば何かしらのアレルギーは見つかるのかもしれませんが はっきりとした症状が出る…

飲酒の翌日に下痢になるのはなぜ?アルコールと下痢の関係とは

みなさんはお酒を飲んだ翌日にお腹を壊れやすいという経験ありますか? 私はしこたまお酒を飲んだ翌日は 便が緩かったりして ほぼ毎日下痢のような状態。 何度もトイレに行かなくてはいけませんでした。 しかし、それの原因は本当にアルコールによるものなの…

理学療法士・作業療法士が呼吸リハを学ぶべき理由を1500文字で説明します

昨年エポックでは呼吸リハスクールを開催させていただきました。 今年も大反響をいただいており、2022年度の呼吸リハスクールを開催させていただいておりますが、現時点で多くの受講生様にご参加いただいております。 さて、昨年の呼吸リハスクールでは多く…

歩行の安定性を高めるために骨盤と体幹の連動性を考えるポイントとは?

皆さんは臨床で歩行観察や立位での観察をしているときに ・なんとなくふらついている ・うまく表現出来ないけど、なんか荷重が乗っていないような感じ という違和感を感じることないですか? 「下肢の支持性低下」と新人セラピストの時に問題点としてあげる…

脳卒中片麻痺の立位バランスや歩行動作を正しく評価する方法とは?

健常者でも左右は対象でないことは当たり前です。 よく、整体院に通っている患者様が「私の身体がずれていると言われる」 という話をされますが、そもそも利き足というものがある時点で 身体のズレはすべての人に当てはまると思っています。 しかしながら 脳…

立ち上がり動作の介助方法やリハビリ方法に悩むあなたへ

もう立ち上がりの介助で転倒させたくない 立ち上がりの介助は危険と隣り合わせです。こんな場面はありませんか?「立ち上がったら膝が折れて転びそうになった」「力いっぱい介助しようとしたら腰を痛めてしまった…」寝返りや起き上がりと比べると転倒の危険…

異常点を見つけられるか?臨床におけるフィジカルサインを見逃すな!

寒暖差の激しい秋は肺を強くして身体を温めよう

10月も半ばを過ぎて、一気に気温も下がってきましたね。 この季節は朝晩は肌寒く、日中はまだ暑かったりで寒暖差によって 自律神経の調節が難しくて体調不良になることが非常に多いですね。 特にここ数年は夏の酷暑による疲労が回復しきらないうえに残暑も長…

1日1食のデメリット 将来のサルコペニアとフレイルを予防しよう

あなたは1日何食食べていますか? 私たちが主に診ている高齢者の方々は 1日3食しっかり食べている人が多いですが 若い現役世代の方、特に若ければ若い人ほど 1日2食で朝は食べないという方が多いですし 1日1食なんていう方も珍しくありません。 特に最近…

糖尿病患者様のリハビリ中に気を付けておきたいこととは?

糖尿病患者様のリハビリに携わる事は日常茶飯事だと思います。 それはなぜか? 高齢になればなるほど、入院してこられる患者様の既往歴に ありふれた疾患として表れてくるからです。 だからこそ糖尿病のリハビリはよく対応するとあなたも感じておられるかも…

運動療法を行う上で考えるべきリハビリ職種が覚えておくべき生理学的な反応とは?

心疾患のリハビリを行うにあたり、 まずは心不全という症状から確認しなければいけません。 また、心疾患だけではなく、整形外科疾患であっても 様々な内科疾患を併発していることは少なくありません。 病態がどのような症状を起こすのか、 そしてどのような…

回復期で勤務しているセラピストが心リハを学ぶ理由とは?

回復期でのリハビリは比較的状態が安定していると思われているセラピストも少なくありません。 私は回復期・維持期→急性期→訪問と経験してきましたので思うことがあります。 それは「回復期はリスク管理が難しい」ということです。 いや、急性期のほうが状態…

股関節疾患の術前術後で考えるべき評価内容について解説します

股関節疾患のリハビリは新人職員がよく担当する疾患だと思います。 しかし、術後のデュシャンヌ兆候や股関節の鼡径部など 問題を呈する症例はとても多いと思います。 このような症状に対してあなたはどのように治療を進めますか? 今日は変形性股関節症の症…

筋膜が内科系症状を引き起こす?アナトミートレインで考える筋膜治療

リハビリの仕事で接する患者様の多くはご高齢になると思います。 そのため色々な疾患を抱えていますよね。 心疾患 呼吸器疾患 消化器疾患 精神疾患 泌尿器疾患 これらの疾患を抱えている患者様は多く、 臨床上問題になることも少なくありません。 そしてこれ…

理学療法士・作業療法士が考えるべき認知症に対するリハビリテーションとは?

リハビリ職種必見のファンクショナルトレーニングの重要性とは?

リハビリの中で動作学習やトレーニングとして 運動療法を選択してアプローチをしているセラピストは多いと思います。 一方、ファンクショナルトレーニングと聞くと、 スポーツ選手がやるトレーニングという認識が強いのも事実です。 しかし、ファンクショナ…

高次脳機能障害の半側空間無視に対するアプローチ方法教えます

さて突然ですが、皆さんはこの図をみて上下の家の違いが分かりますか? (森岡周:リハビリテーションのための神経性物学入門.2013) 上下の画像の違いとしては家が燃えているかどうかですが、 実は左半側空間無視を呈している対象者に、 同じように『上下の家…

脳卒中の高次脳機能障害を理解するためには脳画像の評価が必須です

高次脳機能障害を呈している患者様の治療において あなたは脳画像を活用できていますか? 画像から症状を予測して、その症状を精査、評価して どのように治療に生かしていくかを考える方法は 臨床の中で常に考えなければいけません。 その中で、特に病院や施…

人工呼吸器を装着している方のリハビリで考えておくべき大切なこととは?

人工呼吸器装着下でのリハビリが苦手だと感じていませんか? 私自身も入職後に神経難病病棟に配属されたときは、人工呼吸器のアラーム音が怖く 人工呼吸器を装着されている方のおられる病室にはなかなか入れませんでした。 同じ気持ちを持っているセラピスト…

高次脳機能障害に対するリハビリを大人気ボバース講師が徹底解説

今日のブログはセミナーやリハビリとは少し違うかもしれません。 ですが、あなたが人間的にも医療従事者としても 成長したいと思っているのであればぜひ読み進めてください。 さて、本題ですが先日、新規セミナーを掲載しました。 個人的にとてもワクワクド…

糖尿病性腎症の進行を外来リハビリで予防できるのか?

心臓リハビリテーションにおいても、生活習慣病をいかに維持改善するかが重要な課題です。生活習慣病の中でも合併症が多く生命予後との関連も強いのは糖尿病です。外来心臓リハビリテーションが慢性腎臓病(CKD)に対してどの程度の効果があるのかを検討した…

呼吸介助は呼気だけでなく吸気にも意識を向けよう

あなたは呼吸介助を患者様にしたことはありますか? 臨床の中で排痰手技というと、呼気を介助するという認識が強く 確かに教科書にもそのように載っているのですが 呼出力を高めるためにはまず吸気を促さなければなりません。 つまり呼気介助ではなく、呼気…