2022-06-01から1ヶ月間の記事一覧
先日、瀧田裕二先生を講師にお招きして 「PT・OTのための運動器画像の診かた」というシリーズセミナーがスタートいたしました。 レントゲン、CT、MRIといった画像を読影することは 理学療法士や作業療法士にとっては日常的なことだと思いますが、 実は苦手だ…
歩行動作の獲得は、運動器疾患や脳血管障害に限らず、 リハビリを行う上での1つの目標となります。 そのためには早期での離床、早期での歩行練習が推奨されているわけですが 闇雲に歩行練習を行っているだけでは効率的な歩行動作の獲得には至りません。 そ…
あなたは働いていて不整脈を呈する患者様を担当したことはありますか? その方が検査でこのような計器を付けているのを目にしたことはありませんか? 入院中の患者さんが肩にかけてる四角いやつ。 赤と黄色と緑のカラフルなコードがついてるやつ。 ポケット…
ただ歩かせるだけの歩行練習なら理学療法士じゃなくてもできてしまいます 歩行のために立ち上がりやトランスファーのメニューを考えていますか? 歩行動作の獲得はリハビリテーションの中でも最も代表的な目標の1つとなると思います。 そのために理学療法士…
本来、理学療法士や作業療法士として仕事をしていると 様々な疾患に触れる機会は多いと思いますが 整形外科のクリニックのみでしか働いた事がないセラピストの場合は 経験する疾患は非常に限られてくる傾向にありますよね。 そして、ほとんどの患者様は 自分…
股関節は人体の中でも最も可動性のある関節であるとともに、 同じく最大の可動性を持つ肩関節と違い、体重を支えるために強い安定性も求められる関節でもあります。 そんな股関節をしっかりとコントロールできなければ 下行性の運動連鎖として膝関節や足関節…
整形外科疾患のリハビリをする時に 筋力低下や可動域制限といった どうしても運動器の問題でしか患者様の能力を評価できないとうセラピストはいませんか? これは特に外来の整形外科クリニックでしか働いてこなかったという理学療法士の人には特に多いと思い…
私たちはすべての事柄において重力に支配されています。 その重力に抗して動作を行うため、 抗重力伸展活動が要求されますが その時に重要なのは支持基底面を考えなければいけません。 支持基底面が大きい臥位での問題点や、 起居動作の問題点は必ず歩行動作…
弊社ではスポーツ事業部もあり、チームへの帯同や パーソナルトレーニングも行っているわけですが trainer.ep-och.com 最近ではコロナの影響でスタンダードになった オンラインレッスンの依頼もいくつか頂くようになりました。 スポーツのトレーニングという…
近年は「フレイル」や「サルコペニア」という高齢者医療のホットキーワードになっています。 どちらも虚弱状態を意味していて、その予防や改善には 筋肉量が1つのポイントになってきます。 しかし、中にはMMTなどの筋力検査では 筋力自体はそれほど問題ない…
理学療法士・作業療法士として働いていれば 患者様を選ぶことができないのは当然で 脳血管障害を見ることもあれば 呼吸器疾患や循環器疾患 運動器疾患を診ることもとても多いですよね。 そうなるともちろん、運動器の中でも スポーツ障害を診ることも避けら…
肩こりというのは誰もが抱えている症状の定番ですよね。 セラピストであるあなたも肩こりを持っているでしょう。 肩こりというと 悩んでいる人は多いとはいえ だからこそ、「たかが肩こり」だなんて軽視されがちですが この肩こりを放置しておくと非常に危険…
みなさんは乙武洋匡さんのことはご存知ですか? そう。 600万部のベストセラー『五体不満足』の著者の方ですね。 先天性四肢欠損といって、生まれつき腕と脚がないので 皆さんがテレビで乙武さんを観るときは 車椅子の状態だったと思いますが 実は数年前から…
麻痺側上肢の動きが悪い。リハビリで体幹や肩甲帯の固定性を高めなければいけないのはわかっている。しかしその固定性を高めるためのトレーニング内容がわからない。そうした悩みは臨床の中で多く見られることと思います。 今日はその解決方法について書いて…
私は理学療法士として10年以上のキャリアを持っていますが、 ずっと整形外科クリニックで働いていたせいなのか 患者様の問題点を考える時にはどうしても 筋力や柔軟性でばかり考えてしまっていました。 いざ整形外科以外の分野のリハビリに関わるようにな…
あなたはレントゲン画像やMRIをしっかりと評価することができますか? 医師の説明になんとなく頷いているだけではありませんか? レントゲンなどの画像所見は医師が診断してくれるものだから そもそもレントゲン画像を診なくても医師に聞けばいいと思ってい…