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肩関節のリハビリの基本について学びたいあなたへ

学生さんや若い療法士の方々から、 「肩関節周囲炎患者のリハビリは難しい」という声をよく耳にします。 臨床において肩関節疾患は痛みが慢性化している方や 急激な痛みに耐えかねて動かせないという方が多い印象を受けます。 その要因の1つとして、 肩関節…

なぜ統計学や臨床研究を学ぶ必要があるのか?

最近のインターネットはとても高度になってきていて 様々なことができるようになってきていますね。 例えば海外の論文もGoogleで翻訳機能に全文をコピペするだけで、 だいたい言いたいことが理解できたりします。 実際その内容をSNSに投稿されている先生方も…

股関節疾患の鼠径部痛はなぜ起こるのか?

股関節疾患のリハビリは新人職員がよく担当する疾患だと思います。 しかし、術後のデュシャンヌ兆候や股関節の鼡径部など 問題を呈する症例はとても多いと思います。 このような症状に対してあなたはどのように治療を進めますか? 今日は変形性股関節症の症…

外来リハビリで心疾患を予防できるのか?|外来リハを担当するセラピストに必要な知識とは?

心臓リハビリテーションにおいても、生活習慣病をいかに維持改善するかが重要な課題です。生活習慣病の中でも合併症が多く生命予後との関連も強いのは糖尿病です。外来心臓リハビリテーションが慢性腎臓病(CKD)に対してどの程度の効果があるのかを検討した…

回復期で勤務しているセラピストこそリスク管理を学ぶべき理由とは?

回復期でのリハビリは比較的状態が安定していると思われているセラピストも少なくありません。 私は回復期・維持期→急性期→訪問と経験してきましたので思うことがあります。 それは「回復期はリスク管理が難しい」ということです。 急性期のほうが状態は不安…

リハビリ職種が覚えておきたい心不全の医学的評価でよく聞くCTRとは?

「作業」とは何か?を考えてみたことはありますか?

患者様の日常生活をいかに安全に行えるようにするのかを考える これが作業療法の根底にあります。 我々セラピストは、病院で勤務している中では理学療法士・作業療法士・言語聴覚士と職種は分かれていますが、それぞれが患者様の日常生活を想定して リハビリ…

臨床的な脳画像の勉強方法を学びたいあなたにおすすめのセミナーがあります

先日、患者様のご家族様が病院で撮影してきた脳画像を見せてくださいました。 しかし、在宅ではなかなか脳画像を見る機会はないので、 自分が思っていたよりも知識がさびついているのを実感しました。 脳画像の勉強は1度は学んでおきたいところですが、 なか…

片麻痺患者様の感覚入力は理学療法士・作業療法士が悩む技術の一つです

感覚入力は患者様の目と耳に対して適切なフィードバックを提供していかなければいけません。 そして、感覚入力においてこの、「患者様が何を考え、感じているのか」ということがとても重要なのですが、 我々の感じていることと、患者様が感じていることは全…

注意障害の種類や関わり方やリハビリの進め方とは?

【リハ栄養】サルコペニアに対する対処法はリハ職も知っておくべき知識です

サルコペニア、最近よく耳にするワードですよね? サルコペニアとは加齢に伴う筋肉量の減少や筋力低下を意味します。 国際疾病分類に登録されている紛れもない疾患です。 当然ながら加齢に伴いその患者数は増加していきますので、 超高齢社会である日本には…

脳卒中患者様の歩行動作の獲得は起居動作からチェックしていくべき理由とは?

起居動作とは、寝返り・起き上がりのことですが、 意外と起居動作の重要性から目をそらしてしまうということはありませんか? 体幹の回旋動作を獲得するうえで、背臥位から側臥位に移行するこの時期は、 支持基底面の変化に伴って重心を変化させる重要な動き…

患者様の転倒予防のために理解しておくべき姿勢戦略とは?

【マッスルインバランス】腰痛は4つのパターンに分けることで簡単に評価が可能になる

腰痛で悩んでいる患者様は非常に多いですよね。 肩こりと腰痛は国民病として最も多く抱える悩みとなっています。 そんな腰痛は一時的に痛みを緩和させることができても、すぐに再発してしまいます。 腰痛こそ姿勢にアプローチしないと改善させることが難しい…

理学療法士・作業療法士は生理学を学ばなければいけない理由とは?

急性期のリハビリはちょっと怖くて自信がないな。 整形外科疾患ならまだしも、呼吸器や循環器の急性期なんて 少し間違えたら患者さんが死んでしまう可能性がある。 そんなの怖くて、担当なんてしたくない。 でも、実際に担当することになったらどうしよう。 …

手のしびれを評価するなら脊椎の評価を徹底的に学ぼう

毎朝更新エポックブログです。弊社の自費訪問リハビリやリハビリセミナーなどのお得な情報やリハビリテーションにまつわるトレンド記事をお伝えします。通勤時間などのスキマ時間にどうぞ!

外来分野で働くセラピストには必ず必要な知識とは何か?

心疾患のリハビリでリスク管理を学ぶならまずは〇〇の勉強から始めよう

本来、理学療法士や作業療法士として仕事をしていると 様々な疾患に触れる機会は多いと思いますが 整形外科のクリニックのみでしか働いた事がないセラピストの場合は 経験する疾患は非常に限られてくる傾向にありますよね。 そして、ほとんどの患者様は 自分…

脳血管疾患を担当するなら脳画像はチェックできるようになろう

あなたは臨床の中で脳画像を見る機会はありますか? 急性期であれば、発症から間もないために病院ではMRIやCT、MRAなど様々な画像所見を見る機会はあるかもしれません。 しかしながら回復期、維持期、地域に移行すればするほど画像所見を確認する機会はなか…

神経難病の呼吸ケアに悩むセラピストはあなただけではありません

神経難病と言えば多くの場合は進行性の疾患です。それは勿論、呼吸機能も例外ではありません。少しでも楽になって頂きたい…そのために日々呼吸機能へのアプローチを実施しているが変化が分からない…そして、神経難病の方への呼吸リハに苦手意識が出来るなん…

患者様のリハビリに目の動きを評価する必要がある理由とは?

呼吸苦の原因について考えよう|体位排痰法をする前に調べておきたい評価内容

先日新規の患者様のご依頼をいただき、訪問リハビリにお伺いさせていただきました。 その患者様は肺気腫を既往歴としてお持ちの患者様で 誤嚥からの肺炎を併発されて寝たきりになられた患者様でした。 SpO2が91%しかないという状況で、 ご家族もどのように対…

入院患者の誤嚥性肺炎を予防するために必要なこととは?

急性期術後の患者様やICUの病棟において、 絶対安静を強いられる患者様はどのような状況にさらされているか あなたは理解していますか? 絶対安静は 肺胞気酸素分圧の低下 肺内シャントの増加 動脈血酸素分圧の低下 機能的残気量の低下 下側肺障害 これらの…

心臓に問題を抱える患者様に運動療法を処方する際の注意点とは?

運動療法を行う上であなたはリスク管理を行っているはずですが あなたはリスクを恐れるあまり、適切な運動負荷をかけて運動療法ができていない可能性があります。 「自分は大丈夫」 そう思ったあなたは今一度、この記事を読んでみて 自分に問いかけてみてく…

痛みの原因になりやすいMPSとは?

首が痛い 腰が痛い 膝が痛い 肩が痛い 患者様の多くはどんな疾患であれ、どこかしらの痛みを抱えていますよね。 膝の変形や腰のヘルニアなどのように 画像所見で異常が見つかれば 原因も分かりやすく 必要に応じて手術をはじめとした治療ができるのですが そ…

片麻痺患者様の目と手の協調性の重要性について解説します

このブログを読んでくださっているあなたは、どのような環境下で読んでくださっているでしょうか? 通勤中?仕事中? それとも布団の中でしょうか? どちらにしても、スマートフォンやパソコンなど、様々なデバイスを通じてこの記事を読んでくださっていると…

肩関節の評価やリハビリで悩むあなたが見るべき視点をご紹介

クリニックや整形外科であれば、 五十肩で悩んでいる患者さんが治療に来られる機会はあるでしょう。 しかし回復期や維持期になると なかなかそのような患者様に出ある機会は少ないかもしれません。 でも実際は肩関節に問題を抱えている場合は少なくありませ…

リハビリにおける患者様のモチベーションを高める方法について考えてみた

リハビリテーションは、身体的な回復だけでなく、 患者様の精神的な健康にも大きく関わるプロセスです。 特にモチベーションが低下している患者様に対しては、 標準的なアプローチだけではなく、より個別化されたケアが必要になります。 本日のブログでは、…

嚥下機能をスクリーニングで評価する方法とは?

以前、嚥下機能はPTもOTも勉強しておくべきだという話を書きました。 【コロナウィルス】誤嚥を防ぎ肺炎予防を PT OTが学ぶべき知識 私自身は現在訪問リハビリ分野で働いているのですが 職場 → 関西の自費訪問リハビリならエポック その時のブログから私自身…

慢性疼痛のリハビリにおすすめ|筋・筋膜性疼痛へのトリガーポイント療法を学ぼう

慢性疼痛の原因の多くは 筋・筋膜性疼痛 整形外科疾患の患者様の多くは何かしらの痛みを抱えています。 捻挫や骨折などの外傷、それに伴う術後の患者様であれば、機転がはっきりしていますので、疼痛の原因を推察することは難しくないのですが 難しいのはそ…