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マズローの星を越えて

こんにちは、EPoch IT 部の坂田です。



¶ 私は昔、プログラマーになりたいという夢がありました。
今はもうそんな夢はありません。

なぜなら既にプログラマーになっているからです。

幸運なことにその夢は叶えることが出来ました。
Web プログラマーとして実務経験を積み、
趣味やアマチュアではなく、プロ意識を持って
プログラマーとして働くようになりました。

プログラマーになれたことで、
自分自身の技術者としてのスキルや姿勢に、誇りを持つようになりました。
それが自尊感情です。
マズローの提唱する欲求5段階説によるところの自己実現の欲求
最も高次な欲求を満たしているのでそれは多分な充実感を齎 (もたら) します。

しかしある時「プログラマーになれたけど、これからどうしようか?」という疑問が湧き、
目標を達成した先に、自分が何の展望も持っていないことに気付きました。
マズローの提唱する欲求段階にも自己実現以上のものはありません。


ルフィが「海賊王になる!」と言っていますが、
そこで「で、海賊王になれたら、それからどうするの?」
と訊かれて、困窮してしまうような状態です。





¶ 実は自尊感情というものには二種類あり、
「プログラマーになれたことに喜びと誇りを感じている」のは
条件付き自尊感情と呼ばれるものに相当します。
つまり、「○○だから自分はすごいんだ。」と思うことです。

このタイプの自尊感情は、物事に起因しているため、
何かしら障害があった場合に、途端に自信を喪失する危険性があります。


例えば、受験戦争を必死で戦っていい大学に入れて、
それをとてもいいステータスだと思っている人の場合、
就職活動が少しでもうまく行かないと、
こんなにいい大学に入ってても不採用とは自分はどこまでダメなのか」と
思いつめる可能性が少なくありません。


東大卒男性に言ってはいけないNGフレーズ なんてものもありますが、
それは条件付き自尊感情を揺さぶり、動揺させてしまうからです。



¶ もう一つの自尊感情は、真の自尊感情呼ばれています

これは「自分が自分であること、それ自体が価値である」と考えている人が持つ自尊心です。

無条件に自分に対して価値を認めているため、
何かしらの障害や挫折があっても、
あまり気にせず、前向きに進むことが出来ます。

では真の自尊感情を得るにはどうすればいいでしょうか。


職業やスキルを夢にするのではなく、
生き方・生き様を夢にします。

『将来の夢』と言うと日本では職業を答えるパターンが多いですが、
欧米では『なりたい生き方』を答えるパターンが多いと言います。

なぜなら仕事というのは本来、生きるための、お金を稼ぐための手段であり、
生きる目的そのものではないからです。

(仕事を夢になんてしているから、日本人は仕事人間が多いのでしょうか。)


なりたい生き方を夢にしていれば、
自分というキャラクターが確立され、
ブレることのない真の自尊感情を見いだし易くなります。



¶ 私が EPoch として動き始めてから、
今までの生活なら出会うことのなかった方々にたくさん出会うようになり、
日々新しい刺激を受け続けるようになりました。

そうすると、自分でも不思議なくらい、
いろんなことに対して能動的に、アグレッシブに、
自己実現の欲求が次々に湧き上がって来ました。

やりたいことをやる、ということ以上に重要な、
なりたい自分になる、という意識を持つようになりました。
そうやって、夢として設定できる生き方を見つけました。

人に出会うことの重要さを、
身にしみて感じました。



そこで、次回は『人に出会うことの重要さ:モテるための特訓』について
執筆しようかと考えております。

それではまた、ららら来週。