こんにちは、EPoch IT 部の坂田です。
立冬の砌 (みぎり)、これから寒さが厳しくなって参ります。
そんな中、暖かい冬を過ごしたいという想いで、
海外からこのようなものを取り寄せました。
Cajhons (カホン) というその界隈では
定評のある食品メーカーです。
そのメーカーのホットソースです。
タバスコと同じようなものです。
※ ちなみに、タバスコというのは、
ホッチキスやバンドエイドと同じで商品名なのです。
じゃあタバスコと何が違うんだ、というと、
まぁ見るからに毒蛇と蠍という凶悪なパッケージからして、
なかなか辛いんですよこれが。
辛さの単位、スコヴィルというものがあります。
一般的なタバスコの場合、辛さは 4,000 スコヴィルです。
写真左の Vicious Viper (通称：毒蛇) ソースは、250,000 スコヴィルです。
唐辛子の中でも辛いと評判のハバネロが使われています。
タバスコの実に 62.5 倍の辛さです。
しかし、パパイヤ・パイナップル・バナナを始め、
結構フルーツがふんだんに使われていて、
辛いながらも味わい深く、焼きそばや揚げ物などの
ソースに少し混ぜて使うととても美味しいです。
そして、写真右の蠍のソース。
こちらは、ハバネロ以上に辛いと言われる
トリニダード・モルガ・スコーピオンという
なんとも仰々しい名前の唐辛子が使われています。
1994 年にハバネロ (57.7万スコヴィル) が世界一辛い唐辛子として認定されて以来、
品種ごとにおける唐辛子の辛さ対決が過熱していきました。
2007 年にはブート・ジョロキア (100万スコヴィル) がさらに辛い唐辛子として認定され、
そして 2011 年、トリニダード・スコーピオン・ブッチ・テイラー (146万スコヴィル) という
さらに上位の辛さを持った新種が現れ、
ギネス世界一の座を奪って行きました。
スコヴィルの度合いがイメージしにくい場合は、
スコヴィルを戦闘力に置き換えて考えてみて下さい (笑
フ○ーザ様の戦闘力で 53 万ですよね。
しかし、2012 年 2 月 6 日メキシコの学会で、
その近縁種であるトリニダード・モルガ・スコーピオンが、
なんと200 万スコヴィルを記録したと報告されました。
“世界一辛い唐辛子”が交代か、ギネス認定唐辛子を上回る辛さ検出。 | Narinari.com
http://www.narinari.com/Nd/20120217388.html
ギネス認定を超える、現在世界で最も辛い唐辛子とされる
トリニダード・モルガ・スコーピオンを使ったホットソース、
それが蠍の絵の、トリニダード・ホットソースです！
と、すごく盛り上げて書いていますが、
実際のところホットソースは唐辛子単体ではなく、
トマト・玉ねぎ・レモン・にんにくなどとブレンドされているため、
200 万スコヴィルもありません。
トマトが多くピューレのようで、
レモンとビネガーのおかけで後味もすっきりとした
フレッシュな味わいのホットソースでした。
パスタやピザなんかに合うんじゃないでしょうかね。
EPoch は冬も熱く過ごして参ります！
