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始まりは小さな差から

こんにちは、EPoch IT 部の坂田です。

こちらのブログを読んで、
改めて首肯(しゅこう)させられました。

この眼前の、絶望的な40年の差 - やしお
http://d.hatena.ne.jp/Yashio/20121116/1353088610


(くだん)のエントリは少し長いので簡単に要約すると、
長年、目の前の仕事を(こな)すことだけを行ってきた人と、
目の前の仕事の意味・意図まで汲み取って巨視的(マクロ)に動いてきた人とで、
圧倒的な差がついてしまう
というお話です。

目の前の仕事を熟すことに精一杯だったら、
そのタスクをどうやって片付ければいいか (How to) を知っていても、
なぜそのタスクをやらなければいけないか (Why) を知らないままになります。

know-how(ノウハウ) という言葉からしても、
仕事を行う上では How を知っていれば
Why はそれほど必要ないことも多いでしょう。

自分がやらなきゃいけないタスクの消化方法を知っておけば
確かにそれはそれなりに仕事自体は円滑に進むだろうし、
それ以上のことを知ろうとする時間的・精神的余裕なんて無い場合もあるかもしれない。
それでもライン生産的な仕事のやり方ってのは、
所謂(いわゆる)言われたことしかやらない人という評価につながる。

それの何が悪いのか理解出来ない人も多い。
実際の所、私も悪いとまでは思わない。
けれども言われたこと以外のことが(わか)るか(わか)らないかで、
仕事としての評価が変わってしまうのは実際にあるし、
それによって上に立つことが出来る人間かどうかの(ふるい)になります。

『例えばなしなんだけど、ぼくが森に入ったら、ただ、ああ木や草があるなあと思うだけだけど、植物学者?とかだったらこの木は○○、この草は××という種類で、その状態がどんなで、この木がこういうところに生えているからこの森のフェーズはこんなで……と、そこにまるで別の世界を見てる。』ー やしお


テニス部で新入部員が球拾いをさせられるのも、
厨房で新人が皿洗いをさせられるのも、
それをしながら周りを見て様々な技術や連携を学べということなのです。

どれだけモチベーションを高く持っていても、
どれだけ上司の指示に的確に対応したとしても、
言われました→出来ました、という流れ作業だけでは
向上心が無いと見做(みな)されてしまう(おそれ)があります。



始まりは小さな差かも知れません。
1 m 先まで歩いて行って 1 cm しかズレないような小さな角度の差であったとしても、
千里の先にはほぼ 40km のズレがついています。
長く歩けば歩くほど、小さな差は気付かないうちに大きな違いに変わっていきます。



中学生の頃から、英語の勉強も兼ねて (←口実)
よく遊んでいた Magic: The Gathering というカードゲームから、
好きな言葉を1つ紹介します。

Ponder(思案) というカードのフレイバーテキスト (カードの世界観を表す文章) です。

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明日という日は、今日それを迎える準備をしている者のためにある。(Tomorrow belongs to those who prepare for it today.)




明日のために、未来のために、
今日の 1 cm のズレを、
たかが 1 cm と思わないで、
大切に生きていきたいですね。