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the letter O : Orientation


特に独立して事業を始める際には、「何かができる」こと、つまり、「バリュー」が一番大事だと考えがちです。バリューとは、あるスキルや商品の価値であり、これが売り上げや利益に直結すると考えられます。

でも僕は「好き」なことで「食う」には、バリューの他にも2つの要素が必要だと思っています。

それは、「システム」と「クレジット」というものです。

― 山口揚平『そろそろ会社辞めようかなと思っている人に、一人でも食べていける知識をシェアしようじゃないか』


こんにちは、EPoch IT 部の坂田です。

ビジネスには、当然のことながら価値のある商品 (バリュー)が必要です。
商品というのは物にかぎらず、サービスや情報などの無形物も商品になります。

独立して事業を始める人は、この商品を用意しただけで満足し、
サクセスストーリーを組み立てて未来予想図にしている人も居ます。
けれども、商品ですから今度は売る仕組み (システム)が必要です。

バレンタインチョコは作るだけじゃなくて、
渡さなければ意義が果たせません。



そして、大きなキャッシュフローを生み出すために、
その商品に対する良い評判や功績 (クレジット)が必要になります。

クレジットが無くても、バリューが顧客に伝われば、
営業活動を必死ですればある程度売れるかもしれません。
ただ、それでは「好き」なことで「食う」レベルには立ち行かないでしょう。



バリューとクレジットは簡単に得ることは出来ませんが、
システムは人から買ったり借りたり、真似したりすることが出来ます。

EPoch の IT ソリューションは、ウェブサイトやスマートフォンアプリという形で、
そのシステムを提供することが出来ます。
システムを提供すれば、クライアントには満足して頂けると思います。
B to B の形態としては、これで完結しています。

けれど、私がやりたいのは、システムを提供することではありません。
その先にあるビジネスのお手伝いをすることです。


とにかく自分が考えていることはまず社会に出していく、これが重要です。それが社会に評価されると、バリューとなります。そして、そのバリューでどう「食う」かは、稼ぎの土台(プロフィットモデル)のパターンから、自分に合うものを当てはめていけばいいのです。

― 山口揚平『そろそろ会社辞めようかなと思っている人に、一人でも食べていける知識をシェアしようじゃないか』


社会に出していくための手立てが、ウェブサイトです。
そして、その先のクレジットに繋げるために、
顧客志向 (Customer Orientation) のサービス設計を施す必要があります。

ウェブサイトを作って、クライアントに満足してもらうだけではなく、
そのウェブサイトを主に閲覧するユーザにこそ、満足して頂かなければなりません。
この B to B to C の形態でうまくシステムを組み立てられれば、
バリューが徐々にクレジットを生み出していきます。


カスタマーファースト (顧客優先) で、
ウェブサイトのコンテンツや作り方を
検討する必要があります。



私たちはウェブサイトを設計するにあたって、
そのウェブサイトが誰のために用意され、何を提供するのかを、
最も初めに理解し、最も強く意識しながらプロジェクトを進めます。

私たちがウェブサイトを制作しながら思い浮かべるのは、
それを利用する人の気持ちです。