お世話になっております。
EPochの久保田です。
今週末は土日と連続でセミナーでした。
両日ともたくさんの方々にご参加いただきました。
心よりお礼申し上げます。
土曜日は【臨床に生かす経絡ヨガと薬膳】
講師は阪崎義勝先生、
日曜日は【腰椎・骨盤のみかた】~実技ばかりを検査から治療まで~
講師は渡辺賢治先生でした。
土曜日の経絡ヨガと薬膳セミナーでは、
「臨床現場にヨガ??」「ポーズを取れない人はどうすれば?」
という疑問を吹き飛ばすかのように、とてもわかりやすく、
かつ興味の惹かれる内容でご講義いただきました。
(ちなみにセミナーに参加したセミナー部長とIT部長は肝経が弱く、体が硬かったです。)
これを車椅子やベッド上でもできる方法をご講義いただいた時に
「あ、これは臨床でもどんどん使っていけそうだ」と思ったのはいうまでもありません。
薬膳の内容では、旬の食材を取り上げ、冷え性対策や、相性の良い食べ合わせのこと、また、この季節の私たちの体の不調の原因などをわかりやすい説明と対処法をお教えいただけました。
日曜日は一日、腰椎・骨盤の評価方法についてご講義いただきました。
まずはじめに簡単な自己紹介ののち、すぐ実技に入るというスピーディーさに驚きを隠せませんでした。
まず最初にしたのは、腰椎棘突起の触診。やはり触診は必須です。
基礎解剖学は身体を使って覚える!というように
ここは一番時間をかけてご講義(というより実習)頂きました。
一人一人の場所を回りながら手を使って考えてもらいました。
昼からはMMTの評価とその筋力をどうすれば出力をあげられるかという治療でした。
午後からのテクニックもそうですが、一番大切なのは、
フィジカルアセスメントをしっかり評価できるかどうか
ここにかかっていると思います。
これから様々なセミナーを展開していきますが、
この部分はブレずにしっかりお持ち帰りいただける
そんなEPochセミナーにしていこうと思います。
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5月12日
慢性心不全の病態把握と包括的リハビリテーション
~緊急事態における心肺蘇生のすすめ~
講師 : 井村智弘 先生 真鍋周志 先生
内容
13:30~16:30
慢性心不全の病態把握と包括的リハビリテーション
真鍋 周志 先生
高齢化社会の到来とともに心不全患者は年々増加し続けており、今後もその傾向はしばらく続くとされています。2006年の診療報酬改定により慢性心不全が心リハの適応となりその注目も高まっています。
今回のセミナーでは
●心不全の病態生理
●心不全の薬物療法
●心不全患者への運動療法
●包括的リハビリテーション
についてお話します。
病態を把握し、適切な運動療法を行うために必要な知識を基本から丁寧にお話したいと思います。
また、心不全患者には包括的なケアが欠かせません。運動療法以外にも我々が知っておくべきこともお話しようと思います。
16:30~19:30
心肺蘇生のすすめ
井村 智弘 先生
我々が運動療法を実施していく中でのリスク管理は必ず必要となってきます。その中で最も危惧すべきは心肺停止です。もしその現場に居合わせたら、あなたは適切な救命処置ができますか?
全国では年間6万人の方が心臓突然死でお亡くなりになっています。心肺蘇生法の国際ガイドラインも2000年から5年毎に改定され、その救命処置法も少しずつ変化しています。
今回はその最新ガイドラインに沿った実習を含めるとともに、その周辺知識についても学んでいきます。心肺停止に陥ると、全国平均として目撃されたケースでは1ヶ月後の生存率は約10%、社会復帰率は6%です。AEDで社会復帰されたケースについても学びます。
●心肺停止者の現状
●心肺停止の主な原因
●AEDについて
●蘇生成功例の紹介
●救命のための重要事項
●心肺停止の予防
●国際ガイドラインについて
●インストラクターになるためには
●その他
メッセージビデオを含めて映像多数あり、実習は全国PUSH運動に沿って、簡易装置を用いて行う予定です。この講習会を基に本格的な講習会やインストラクターを目指していただきたいと思います。
※二部は実技中心となります。
動きやすい服装にて起こしください。
詳しくは弊社HPまで!!