こんにちは、EPoch IT 部の坂田です。
プログラムにはデザインパターンと呼ばれるものがあります。
ある機能を実装するにあたって、
よく使われる設計方法や手技手法を
体系化・分類化したものがデザインパターンです。
いくつかのパターンを組み合わせて、
目的とするプログラムを構築し実装します。
よく使われる手法を基盤としているので、
他の人がそのプログラムをメンテナンスしやすく、
堅牢性・柔軟性に優れたシステムが開発出来ます。
ですが、結局のところ細かい部分は、
プログラマ自身がやりやすいやり方で実装することになります。
foreach より while が使いやすい人もいるでしょうし、
isset よりも array_key_exists を好む人もいるでしょう。
綺麗な書き方、読みやすい書き方、
プログラムの記述センスが往々にして問われる所ではありますが、
やはり書き方の癖には性格や個性が表れます。
ある程度はセオリーに従った手法を踏襲するものの、
結局のところ、最後の最後では自分にあったやり方を
取り入れなければなりません。
その方がきっと自分にとってより馴染みやすく、
活用しやすいものとなることでしょう。
他人のアドバイスなんてものは、
訊く人によって、状況によって、コロコロと変わるものです。
何が最高か、何が正解かなんて答えは、どこにもありません。
誰かの成功パターンを色々知っていた所で、
あくまでそれはその人が結果的に成功した経緯でしかなく、
自分にとってもその成功パターンがあてはまるわけではありません。
その人と同じ事をしたからといって、
同じ成功が齎される訳ではありません。
成功者たちの成功パターンは、
知らないよりは知っている方がいいでしょう。
けれど、あくまで蘊蓄として留めておくのみです。
そこから成功のアイデアの欠片が拾えることがあるかもしれませんが、
誰がそれをやるのか?自分でしょ!ということを
意識して客観的に物事を捉えられるのがいいですね。