こんにちは、EPoch IT 部の坂田です。
今日はハインリッヒの法則についてお話しします。
これは、IT やリハビリに限らずほとんどの職種で関係することです。
まず、ハインリッヒの法則とは何でしょうか。
例えばプログラミングでいうと、コーディング規約に従っていなくて、
改行や空白の位置が悪かったり、変数の命名の仕方が紛らわしかったりする場合、
そういう不安な要素が 300 個ほど散りばめられているのなら、
そのプログラミングには 29 個のバグが有り、
重大な欠陥も 1 個ぐらいは内包している可能性が高いという統計的経験則です。
ヒヤリハットというのは多くの職種で起こりうることですが、
そのヒヤリハットが起きた後、何も事故に発展しなかったからといって
安堵してはいけません。
ハインリッヒの法則にあてはめて考えれば、
ヒヤリハットが起きたということは、
1/11 の確率で何かしらの事故に発展していた可能性があり、
1/330 の確率で重大な事故を引き起こしていた可能性があると逆算できるわけです。よく分かりませんがスイカとビッグボーナスぐらいの確率ですかね。
細かな言動に注意しなければ、
いずれ重大な過失を引き起こしてしまう可能性があることを意識するのが大切です。