こんにちは、EPoch IT 部の坂田です。
今日は今後の SEO について少しお話しします。
コンテンツマーケティングやソーシャルメディアの台頭、
Google 検索エンジンの度重なるアルゴリズムのアップデート
(パンダ・アップデート、ペンギン・アップデート)
などによって、SEO の在り方、目指す所は大きく様変わりしています。
Google はもともと検索エンジンにとって優良なコンテンツよりも、
人間にとって優良なコンテンツを優先するように努力してきました。
『SEO に詳しくない人が作った優良コンテンツが検索結果に埋もれ、
SEO に詳しい業者が作った悪意のあるサイトが優遇されるのはおかしい。』
そんな命題に向かうべく、
Google は様々なアップデートを繰り返して来ました。
また、一方では Facebook などのソーシャルメディアが
Google 以上のアクセス数を叩きだし、
改めてその重要性を再認識させられるような事態になっています。
これが、既に三年前のことです。
Facebook、Google抜き米国でアクセス数1位に - ITmedia ニュース
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1003/16/news027.html
誰もが容易に、そしていつでも、どこでも、
情報の発信と収集が出来る時代になりました。
ソーシャルメディアの重要度は高まりつつあり、
いいね!やツイート数が指標として一定の価値を持つようになりました。
それでも SEO が無くなるわけではありません。
ソーシャルメディアは絶対ではなく、
あくまで一つのシグナルとして、検索エンジンの判断基準に加えられています。
ただ、誤解している人も多いですが、
SEO の目的は、SERP (検索エンジン結果ページ) の順位を上げることではなく、
ウェブサイト上の情報を検索エンジンに正しく伝える、という所にあります。
ウェブサイトの流入数を増やしたい?
それはリスティング広告で達成するべきことであって、
SEO でやることではありません。