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常識の壁を超えて、公理を疑う事を知る。

こんにちは、EPoch IT 部の坂田です。

最近、下記のようなタイトルの記事を見つけて驚きました。

『なぜお寿司は一皿に2つ乗って出てくるのか?』

どうして驚いたかというと
今までその事実に疑問を持ったことが無かったことに気付いたからです。
お寿司が一皿に二個乗って出てくるのが普通であり、自然であり、
そこに疑問を挟む余地などありませんでした。

(あたか)も数学の公理のように、
(はな)から『コレはこういうものだ』という前提を持って認識しているので、
それ以上先に知性のアンテナが届くことがありません。

公理とは

公理は 議論を始めるための出発点となる主張 である。
公理は証明できないが、明らかに真であると思われるものを採用することが多い。

定義、公理、命題、定理とは何か? - 理系インデックス



1 + 1 は 2 になるし、平行な直線は交わりません。
何故 2 になるのか、とか、なぜ交わらないのか、ということを考えません。

信号機が [赤・黃・青] ではなく [青・黃・赤] の並び順になっている理由や
牛乳がペットボトルでは売られていない理由など、
言われてみれば気になるけれども、
言われるまで疑問にすら思わなかったことが世の中には沢山散らばっています。


それはビジネスでも同じ事です。
オフィス街のコンビニにはストッキングや靴下が置いてあったり、
住宅街のコンビニには文房具やノートの品揃えが豊富であったり、
殆どの事象には理由があります。

(うたぐ)った結果、「ただの思いつきでそうしただけです」なんて
言われることもあるかもしれません。
けれども、普段なら『何故?』と思わないようなことにも疑問を持つように努力することで、
物事がそこに存在している理由を分析し、
本質に近づくことが出来るようになります。

とりわけビジネスに於いては、
何かしらの目的があって執る行動が殆どですから、
何事にも理由があると考えていいでしょう。

身の回りの物事に、もっと Why を投げかけてみると、
きっと色んなものが見えてきます。