せっかく暖かくなると思っていたのに、雨で肌寒いですね。
屋外歩行の格好を完璧に間違ってしまったリハビリテーション事業部の目川です。
さて、訪問リハビリのイメージとは、どのようなものをお持ちでしょうか?
私が病院で勤めていた頃は、ベッドや平行棒を使いながらリハビリを行うことができることに、当然だとさえ感じていました。
しかし、訪問リハビリサービスの場合、病院などの施設のように十分な設備・物品がない場合がほとんどです。
でも、訪問リハビリだからといって質が落ちる訳にはいきませんし、感じさせてもいけません。
では、どうやって解決するのか。
臨機応変に対応できる柔軟性が必要です。
リハビリ室の多くに設置されているアレといえば何か分かりますか?
そう!
大きな鏡ですね!(笑
左右や前後のバランス、動作などに視覚的に確認することができ、非常に重要です。
しかし、訪問先の施設やご自宅に必ずあるとは言えません。
では、どんなもので代用するのか?
EPochではタブレット端末を使用しています。
EPochはご存じのとおりIT事業部があり、社内にはたくさんのPCやタブレット端末がありリハビリテーション事業部のスタッフは各々のタブレットを持ち歩いています。
タブレットにより素早く動画を撮影でき、すぐに映像の確認が出来る。
本物の鏡のような使い方はできませんが、実際の映像を見ていただくことによる効果は高いと感じています。
タブレットは拡大もしやすいので、ご高齢の方にも見やすく一緒に覗き込んで話し合うという形を取っており、大変好評をいただいています。
少し前は映像の撮影をしようとすると、ビデオカメラ・三脚を準備し、再生するためにディスプレイにつないで…。
特に訪問先では、煩わしい作業が多く面倒になることが多かったと思います。
しかし、現在はタブレット端末を使うことで一気に解消です。
それだけにはとどまりません。
EPochでは、タブレットで撮影した動画を使いながら、各患者様のカンファレンスを社内で行っております。
書面だけでは分かりにくい細かな動きなどは映像を見ることで、多くのスタッフに素早く伝えることが出来ます。
データを共有HDDに送ったりと、社内のシステムはかなりIT化が進んでいます。
よりよいサービスを提供するために、私たちはITツールもどんどん利用しています。
それがEPochリハビリテーション事業部です。