Facebook や Instagram を始めとする SNS には、
食べ物や人との出会い、
出かけた先の記念写真などが日々アップされています。
あるオランダの女子大学生が、
5 週間に亘る東南アジアの旅行記を SNS にアップしていました。
SNS ではこういった投稿はよく見かけます。
ただ、旅行から帰ってきた彼女は、
誰もが想像していなかった驚くべき真実を告白しました。
Zilla van den Born faked her vacation photos to trick her friends and family into believing that she was on a 5-week trip in Southeast Asia. The Dutch student played the prank as part of a project for her University.
オランダの大学生である Zilla van den Born は、彼女の友達や家族に、偽の旅行写真を SNS に載せて、5 週間の東南アジア旅行に行っていたように見せかけました。彼女は大学のあるプロジェクトのためにこの計画を実行しました。
偽の旅行写真？
そう、SNS で繋がっている友人たちが信じていた、
彼女の旅行記はすべて Photoshop で作られたものでした。
加工過程の写真
彼女が実現しようとしたのは、
「SNS 上でいかに簡単に嘘の自分を作り上げることが出来るか」を調査することでした。
写真は加工し、東南アジアっぽい料理は自分で作り、
自分の部屋の内装を若干オリエンタルにあしらって、
さも、東南アジアのホテルに泊まっている風を演出していました。
彼女は友達と Skype をしていたようですが、
この背景では信じてしまいますね。
In our current Instagram society, Zilla wanted to prove that sometimes the things shared on social media aren’t necessarily true. With the help of filters and editing software, people are able to alter what “reality” really means.
今の Instagram などの普及している SNS 社会において、Zilla はソーシャルメディアが必ずしも真実を伝えているわけではないというのを実証したかったのです。先入観や写真の加工などによって、簡単に真実を"創る"ことが出来てしまうのです。
誰かが旅行の写真や料理の写真をアップする度に、
懐疑的になる必要はありませんが、
あるいは事実とは限らない場合がある、ということを
知っておくといいかもしれません。
