病院勤務時代、作業療法士の大きな仕事の一つと言えば、「ADLの自立度評価」でした。
他職種の方からは
「あの人のトイレは自立でいいの?」
「ご飯はひとりで食べられる?」
「歩くのに見守りは必要?」
と担当患者に関することや、あまり関係の無い患者さんの評価までしていたような気がします。
そんな時に、自立か見守りか?
大きな判断材料となるものが「高次脳機能障害」でした。
この記事ではそんな高次脳機能障害のお話をします。
最後にはおすすめのセミナーをご紹介しますので、ぜひお読みください。
PT・OTが知っておくべき高次脳機能障害とは?
「高次脳機能障害」とは、脳損傷に起因する認知障害全般を指し、
失語・失行・失認のほか記憶障害、注意障害、遂行機能障害、社会的行動障害などが含まれます。
高次脳障害があると、失語があれば言葉が認識できなくなったり、
失行があれば様々な動作での正しい手順がわからなくなったり、
失認があれば人の認識や物の認識が難しくなったりするので、
日常生活に大きな支障をきたします。
それによって危険な行動が増えてくる可能性があるのですね。
皆さんはその指標をどこに持っていますか?
画像所見ですか?
検査バッテリーですか?
観察・評価ですか?
答えは全てです。
全てを加味して、総合的に考え判断することが求められます。
この判断を間違えれば、患者さんを危険にさらすことは勿論、怪我や事故が起きた時の責任問題にもなりかねません。
どんな時も自分を助けてくれるのは正しい知識と方法論です。
まずは基礎!高次脳機能障害とはなんぞのもんや!?
そして、その画像診断や評価・介入方法を学んでみませんか?
高次脳機能障害への介入でお悩みのセラピスト必見
日常生活に影響を及ぼす高次脳機能障害に対する評価・治療セミナーを開催致します。
心身機能・ADLに大きな影響を与えるものは運動機能のみではなく、認知機能・高次脳機能の影響を大きく受けることは言うまでもありません。
しかし、臨床で捉えにくい高次脳機能障害をどのように考え・評価し・リハビリテーションに繋げていくのか?
特にこのセミナーでは病態失認についてお話していただきます。
失認の中で病態失認は患者さん自身が自身の病気についての認識がないという点で
他の失認とはまた違ったリスクがあり難渋する方も多いのではないでしょうか?
病態失認のリハビリのヒントはやはり『基礎』にあります。
脳画像から推察される高次脳機能障害は何なのか?
その高次脳機能障害はどのような症状なのか?
日常生活にどのような影響を及ぼすのか?
その症状に対する対処法や治療推論はどのように考えていけばいいのか?
高次脳機能障害の基礎をしっかりと学んでこそ、その先の評価・アプローチが存在します。
今回は、四国医療専門学校の佐々木 克尚 先生をお招きし、基礎から実際の臨床応用までのお話をして頂きます。
病態失認のリハビリについて最新知見を含めた充実の内容となっておりますので、ぜひご参加ください。
理学療法士・作業療法士向け高次脳機能の理解 | 病態失認に対するリハビリ – エポックセミナー
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