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押されると痛気持い場所・痛い場所。

前回、そもそもトリガーポイントって何? どんな場所?というお話をさせて頂きました。



勉強されている方からは、そんなの当たり前だよ!言われそうな内容だったかもしれませんが、悪しからず、ご了承下さいm(_ _)m



それでは、今回はトリガーポイントを実際にどのように判断していけば良いのか!?についてお話したいと思います。



それについては、まず、トリガーポイントとなっている場所がどのような場所なのかを知る必要があります。



トリガーポイント注射などでも、その指標となるものの一つは筋・筋膜部分の『圧痛点』です。押してみて痛い場所となります。



これは、東洋医学の経穴と重なることが多いと言われていますが、私は経穴の勉強をしたことがないのでわかりません!



ただ、なぜ圧痛がある場所なのか?ということになります。



それは、筋・筋膜部分に圧痛があるということは、その筋自体が機能不全を起こしている可能性があるからです。



圧痛がある!



そのサインは身体の中でメカニカルなストレスに常時さらされているか、直接的な外傷があるのか、のどちらかです。



外傷が見当たらないが圧痛がある場合は、その方の身体の使い方や姿勢・アライメントの影響でメカニカルストレスが強くかかっている可能性があります。


例えば、肩甲挙筋の停止部はほとんどの方が押さえられたら痛い・痛気持いと思うのではないでしょうか?


つまり、圧痛がある部位には限局的なストレスを受けてしまっている可能があるわけです。



では限局的なストレスを受けている筋・筋膜はどのような状態になってしまっているのか?



その筋・筋膜は、血行不良・循環不全により、筋肉自体が固くなり、筋肉内の神経などを圧迫してしまい痛みを出します。


また、循環が滞りことにより血中に溜まっていた老廃物質の排出も行えず、筋肉中に離散して痛みを発生させます。



これだけ悪いことが起きている『圧痛点』です。トリガーポイントと言われても仕方ありませんね!



単純な評価ではありますが、押してみて痛いか痛くないか、確認するだけでこれだけのことを判断することができます。



それは、本日はこの辺で!次回は「押し方」についてです!



なかなか体系的に学ぶことが難しいトリガーポイント療法を、今なら愛知県で学ぶチャンスです!

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10/25(日)10:30~16:30
刈谷市産業振興センター
『肩・上肢の痛みやしびれの正体!有効なトリガーポイントリリースについて』
講師:中根 正登先生(O・P・A副代表)

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