<第4回目>
テーマ:骨盤と股関節の関係
皆さま こんばんは。
今までは“姿勢”という視点から“骨盤と背骨の関係”について御伝えさせて頂きました。
今回は“骨盤と股関節の関係”について情報を発信できればと思います。
“股関節”は“骨盤”と連結しており、前後左右への運動に加え、左右への捻じり運動もできる動く範囲が大きい関節です。
また、両足もしくは片足で立つ時には体重を支える役目もあります。
写真は座っているのを横から見ている状態です。
①肩甲骨を内側に引き寄せながら背中を伸ばす運動、
②背中を丸めながら骨盤を後ろに倒す運動、
③背中を伸ばす運動を行っています。
赤い台形が“骨盤”を、黄色の点線が“背骨”を表しています。
“背骨”が丸くなることで“骨盤”が後ろに傾き、逆に“背骨”が伸びることで“骨盤”が前に傾くことが分かると思います。
じつは…この時、“股関節”を中心に“骨盤”の傾きが起こっています。
また、“股関節”の左右への捻じれ運動が“骨盤の傾き”と関係しており、外側へ捻じれることで“骨盤”が後ろに傾き、内側へ捻じれることで“骨盤”は前に傾きます。
以前のブログでも紹介させていただいたように“骨盤”の傾きは“背骨”を伝わり“腰・肩・首”の周りの筋肉に緊張を与えます。
そのため“股関節”が柔らかく動くことで“腰・肩・首”周りの筋肉の負担を軽減させることに繋がります。
御自身の“股関節”の柔らかさが気になる方やしっかりとほぐしたい方、どんなことでも構いませんので気軽に御相談下さい。