2017年8月8日ごろにリリースが予定されている Firefox 55 において、
「Quantum Flow (量子流)」という技術が実装される予定です。
Google Chrome は Google アカウントと連携できることで、複数の端末でもブックマークやログイン情報を同期されるので非常に使いやすく、動作も基本的には安定して早いと言えます。
けれどもタブを開いていくうちにメモリの使用量が増大し、いつの間にか気がつけばメモリ使用量が 2G を超えていた!なんてこともあります。
プラグインを入れているとそれらがさらに独立したプログラムとして動くので、より一層重くなります。
その点に関していえば、Firefox も大差なく、高機能になるにつれて動作が重くなっていっており、随分とFirefoxを敬遠しておりました。
ところが上のグラフを見て分かるように、「Quantum Flow」の導入によって、動作速度が劇的に改善されているのが見てとれます。メモリの消費量もそれに伴って下記のグラフのように改善されているとのことです。
なぜか、まだ Firefox 55 もリリースされていないのにすでに 56 のベンチマークがありますが…。
もともとFirefoxが使っていたGeckoエンジンを、かなり置き換えているそうです。こういった見た目に仕様は変わらないが、コードの整理や軽量化を目的とした改修をリファクタリングといいます。
弊社ではどのサイトのプログラムであっても積極的にリファクタリングを行っています。動作速度の改善やメンテナンス性の向上を目的として、また、平成の大遷宮と同じで、定期的な改修作業による技術水準の維持といった教育的な意味合いも含まれております。
ただ単に、動けばいい、作れればいいといった発想ではすぐにプログラムが錆び付いて動作不良を起こしてしまいます。長く運用することを考えられるよう、安心のプログラムをご提供しております。