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自費訪問リハビリサービス、セラピスト向けセミナー、訪問看護ステーション、IT事業、Body +、スポーツ事業など幅広く事業展開しています。

【 超重要 】あなたは看護師さんとの協同できてますよね?1人でできないリハビリテーション

 

(一部変更ならびに追記しています。9月2日)

 

リハビリテーションにはセラピスト・看護師の協同は欠かせません!!

 

いつもご覧いただきありがとうございます。
セミナー事業部 四国地区担当の中山です。

 

あなたはどのように他職種と連携を取っていますか?

 

セラピスト同士では問題なくコミュニケーションが取れているのに、

他職種とのコミュニケーションとなると、

なかなかスムーズに進まない…

ナースステーションにいる時間が辛い…

そんな経験したことはないでしょうか?

 

10月8日(月・祝)に関西にて開催するセミナーは

職種間の協同をテーマとした内容となっております。

 

seminar.ep-och.com

 

他職種を知ることで、患者様(利用者様)との向き合い方に変化が出てきます。

セラピストの先生はスキルアップを目指す方が非常に多いです。

もちろん技術を磨いて目の前の患者様を治していくのは

とても重要ですが、円滑に他職種と連携が取れれば、

その効果は更に大きなものになっていくに違いありません。


また病院や施設で働いている方のみならず、

地域で活躍している医療職の方にも役立ちます。

チーム医療や連携の重要性は、

患者様(利用者様)がご自宅や施設で生活している姿を

目にしていることでより一層感じることと思います。

 

ICFバランス能力の低下とは?

ではここからは、このセミナーの内容の一部をお伝えします。

まずはセラピストの皆さんご存じのICF。

 

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この図の配置ってよくできていると思いませんか?


セラピストとしての専門性を活かし、

機能面・活動面に介入するのはもちろんのこと、

注目すべきは左下にある環境因子!!

 

この左下の土台を作っている環境因子が

上手く機能しないとどのようになるのでしょうか?

 

 

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この土台がなくなってしまうと…

 

 

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健康状態、機能面、活動面などのバランスが崩れてしまいます(>_<)

 

 

物の支え、人の支え、社会の支えがなければ生活範囲が狭くなり、

動作能力の低下から痛みや筋力・体力の低下などの機能面の障がい、

さらには健康状態の悪化に繋がってしまいます。

 

病棟や在宅生活を支える看護師も環境の一つと言えます。


リハビリテーション=運動だけではありません。
その語源をたどると、全人間的復権(社会復帰)とあります。
運動だけではなく病棟や在宅環境(物的・人的)への働きかけも大切で、

セラピストと看護師がお互いの専門的な知識を活かし合うことが求められます。

 


血圧変動・意識障がいを脳画像・脳機能から紐解く!!

 

血圧変動があり安定しない脳卒中の患者様(利用者様)…
急性期や回復期での離床に難渋してしまいます…

しばらく安静?

徐々にヘッドアップ?

そんな時、セラピストが得意とする脳画像の読影と脳科学の知識を

看護師さんと共有してみると、新たな介入方法の工夫が思い浮かぶかもしれません。
例えば血圧変動を交感神経・副交感神経の視点から捉えた場合、

自律神経の高位中枢である視床下部の損傷を脳画像で確認します。

 

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※(https://plaza.umin.ac.jp/sawamura/anatomys/hypothlpituitary/)
視床(特に前方・腹側)出血の場合、視床下部の損傷も疑われます

 

視床下部に損傷があれば、視床下部を調節するセロトニンに注目。


日光を浴びることでセロトニンは多く分泌されるため、

個別リハビリの時や看護師さんが検温の時にカーテンを開けたり、

看護師さんと話し合い窓際のベッドに配置転換してもらったり…

 

さらに、看護師さんが行う体位変換やオムツ交換の際にも

 

このことを意識して関節を動かす意識で

ケアをしてもらうこともよいかもしれません。

 

 

 

セラピストが個別介入できる時間には制限があります

 

急性期は全身状態の不安定さから短時間の介入に留まり、

看護師さんとの協同が必須!!
回復期は生活場面でのADL向上のためには

病棟配属の看護師さんとの協同が必須!!
生活期は変化する目標に対して環境の再調整のためには

訪問や通所の看護師さんとの協同が必須!!

 

お互いの専門性の知識の共有により、個別リハビリ以外の時間の工夫ができます。


日々のリハビリテーションや看護ケアにひと工夫してみたいセラピスト、

看護師、その他の職種の方々、

患者様(利用者様)の生活場面にそれぞれの専門知識をとり入れてみませんか!?

 

 

 

 

 

本セミナーはこんなセラピスト・看護師にオススメ!!

 

  • 看護師、セラピストとの協働が上手くできていない
  • 脳画像や脳科学の知識を患者様(利用者様)の生活場面に活かしてみたい!!
  • セラピスト、看護師それぞれの専門性を理解し、より具体的に介入したい!!

 

seminar.ep-och.com

 

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