今年1月に全豪オープンを制覇し、世界ランキング1位となった大坂なおみについては、皆さん一度はニュースや新聞で見たことがあるのではないでしょうか?
そんな彼女が共に歩んできたサーシャ・バイン・コーチと不可解な決別をして世界中のファンや関係者を驚かせたのは記憶に新しいかと思います。
つい先日、新しいコーチを迎えたというニュースを目にしました。
その中で、彼女のチームに理学療法士がいることをご存知でしょうか?
スポーツ選手に一人は理学療法士がついてほしい
一流のアスリートにはやはりケガは付き物です。
ですがそれを事前に客観的な視点からメディカルチェックをして予防するためには
身体の専門家である理学療法士が必要不可欠ではないでしょうか??
2020年オリンピックでも理学療法士の帯同について、各地で募集やオファーなどが進んでいると聞いておりますが、まだまだ認知度は多いとはいいがたいのが現状らしいです。
スポーツ現場での帯同は、現在アスレチックトレーナーの資格がなければできないそうですね。
国内での理学療法士の認知度は大きくないのか?
一般の方でケガをしたことがある方は、理学療法士について知っていると思いますが
そうでない方に理学療法士ですと名乗ると、「???」と言われることがあります。
「リハビリの先生です」と伝えることで、やっと納得していただけるというのが今の世間一般の認知度ではないでしょうか?
一昔前、オレンジデイズという作業療法士に焦点を当てたドラマがありましたね。
救命救急24時やコードブルーなどで、医者にスポットの当たるドラマは数多くありましたが、理学療法士や作業療法士にスポットの当たるドラマはそうそう多くないと思います。
1リットルの涙は理学療法士に焦点を当てたドラマでしたでしょうか?
懐かしいですね。もう15年も前のドラマなのですね。
昔これを見て号泣したのを覚えています。
理学療法士、作業療法士の認知度を上げるためには?
ドラマで取り上げられたり、有名人の復活劇(長嶋茂雄監督がリハビリで回復されたのは有名な話)は、やはり世間に衝撃を与えることがよくあります。
今年は堀ちえみさんの舌がんについて、言語聴覚士がよく雑誌や新聞でコメントを求められることは多いですよね?
エポックの訪問リハビリでも食事場面での相談を受けることもよくあります。
目の前の患者様が悩んでいる問題点を一つ一つ解決に導く。
そのために一生懸命リハビリに取り組む。
これは当たり前のことであると同時に、認知度を高めていく一番確実で確かな方法であることは間違いありません。
今日からぜひ皆様の患者様に今一度向き合ってみてはいかがでしょうか?