本日もお読みいただきありがとうございます。
今日は以前話題になった実習生へのパワハラ問題について書きたいと思います。
先日の新聞ではついに和解したという記事が出ていました。
臨床で後輩指導をするうえで避けては通れない問題ですよね。
実習生へのパワハラ問題がついに和解しました
皆さんも実習時代を思い返すと
苦い思い出がよみがえってくる人もいるのではないでしょうか??
私自身も実習時代は泣くような思いをしましたね。
2週間ずっとADL室に籠らされて8mmビデオを見ながら動作分析のレポートだけを書くという実習もありました。
今思えば、自分が動作分析まったくできていないのが問題なんですけどね。
そしてわからないことをわからないと言えなかったことが問題でしたので
今や笑い話になっていますがwww
でもそう捉えられない実習生もいるわけで。
実習生も追い詰められて自殺してしまうという
痛ましい事件が数年前に起こりました。
その事件がついに和解に動いたという記事が昨日朝日新聞に載っていましたね。
今の実習形態は療法士の質を高めることができるか?
クリニカルクラークシップが始まり、
ようやく臨床の中でなじみ始めたかなという時期でしょうか。
職業柄、様々な病院や施設、大学などで働いておられる先生方にお会いして
最近の実習状況を聞くのですが、なかなか難渋しておられると伺っています。
話に聞くと実習時間の9-17時の中でデイリーやレポートを終わらせさせなければいけないとか。。。
実際の現場の声を聴けば聞くほど、
自分の実習時代とは時代が変わってきているなと
思わざるを得ないですね。
それが悪いとかどうとかではないですが、
時代が変われば人も変わり、指導手法も変えていかなければなりませんね。
私は臨床家の方にも実習生にもこれだけは伝えたい
臨床での指導者の方には実習に行っている学生さんに、
ぜひともより多くの患者様と触れ合う機会や
考えられる機会をぜひとも与えていただきたいと思います。
もちろん見学に来た=レポートや感想を書くように
この構図は間違っていないと思います。
やはり考えてほしいですからね。
でも今の時代レポート等で考えるという考え方ではない方法も
数々あると思います。
その手法をぜひ考えて学生さんを成長させてほしいなと思います。
多くの実習生は臨床のセラピストの背中を見て育ちます。
父の背中を見て育つ子供と同じように育ててあげてほしいと思います。
そして実習生の方はぜひ多くのセラピストの方の
臨床を見学に行ってください。
尊敬できるセラピストもいるでしょう。
このような方になりたくないと思うセラピストもいるでしょう。
あなたはどのようなセラピストになりたいか
どのような道を歩んでいきたいかを決めるきっかけになると思います。
臨床に出てしまえば、〇〇先生の臨床現場を見たい。
けどそんな機会は自分の休みを削らなければいけない
もしくは
お金を払って見学に行かなければいけない
という現状が待っています。
ぜひ今のうちにいろんなセラピストの方の知識や技術を
盗めるだけ盗んでください。
盗み方はこのブログでも書いてますので
以下のリンクを読んでみてくださいね。
長々と書いてしまいました。
春は新卒や後輩が入ってくる時期ですし
先輩面してしまうのが私の悪いところですね。
いやぁ、季節のせいということにしておきましょうか。
それもこれも、この時期になると臨床実習1期目が始まった
あの悪魔の時期を思い出すのが悪いんだ!!!