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体幹機能の治療に必要な3要素とは?

 

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体幹の安定性を高めるためには〇〇の評価が大切

 

いつもお読みいただきありがとうございます。

セミナー事業部の久保田です。

 

本日は6月30日に大阪で開催します「体幹の評価と治療アプローチ~パフォーマンス向上のための体幹の安定性とは?~」についてご紹介します。

講師はスポーツトレーナーとしても活躍されている神谷秀明先生です。

 

 

 

今回のセミナーはほぼ実技がメイン!

終始身体を動かして学ぶという

とても身になるセミナーになると思われます。

 

 

 

seminar.ep-och.com

 

さて、体幹機能の安定化ってよく耳にしますが、

あなたは「腹圧を高める」と答えていませんか?

そして腹圧を高めるために必要なのは、

腹筋群と誰しもが答えるでしょう。

 

もちろん間違いではありませんが、そこで一つ考えてほしいことがあります。

 

腹筋だけが体幹の構成要素なのでしょうか?

 

 

 

 

 

体幹の前面には腹斜筋群、背面には多裂筋群や広背筋などがありますが、

上下は何が構成しているでしょうか?

 

 

そうなんです。

 

 

横隔膜と骨盤底筋群、そして呼吸筋が存在しますよね。

 

 

横隔膜の収縮は吸気に働きます。

その際に横隔膜は平定化し、胸郭が広がります。

その際に腹腔は押し下げられますので腹圧が高まります。

骨盤底筋群は下に広がる腹腔を支える役割があります。

 

このように、骨盤底筋群や横隔膜がしっかりと働くことも重要になるのです。

 

 

 

 

 

体幹機能が働くと、四肢の動きもスムーズに

 

さて、これらを踏まえた上で

股関節の動きについて考えていきたいと思います。

 

股関節の屈曲は腸腰筋の働きで屈曲を行いますが、

体幹の固定性が低い場合、起始部が停止部に近づくという現象が起こります。

 

そのため腰椎の前彎が増強してしまいます。

いわゆる腰痛の原因ですよね。

 

 

こうなってしまうと、股関節の出力が十分に発揮できないので

過剰な出力を求められてしまいます。

 

だからこそ省エネで効率の良い働きを求めるために

体幹の固定性をしっかり高めておくことが重要になるのですね。

 

 

 

 神谷先生のセミナーは実技中心ということもあり、いつもみなさんグループ内で

ディスカッションを活発に行なってくださっています。

 

 

自分たちの意見をしっかり伝える。

そして意見を聞く。

これはセミナーだけにとどまらず重要なことだと思います。

 

どうしても受講側は情報を受けることに一生懸命になりがちですが、

インプットした情報を本当に理解出来なければ

アウトプットはできないので、

ディスカッションはとても大切なことだと思います。

 

 

ぜひご参加いただき、明日からの臨床に繋げてください。

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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