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皮膚と筋膜の触り分け!!

皮膚の癒着は手の表裏で確認!?

 

 

 いつもご覧いただきありがとうございます。

セミナー事業部 四国地区担当の中山です。

 

今週末7月28日(日)の四国地区での『ハンドリング』のセミナーまで、いよいよ1週間を切りました。

http://seminar.ep-och.com/seminar/12176

 

本セミナーは、以前に関西地区で開催した内容をさらにアップデートした内容となっております(^^)

明日からの臨床で効果を発揮したい方は、定員間近ですのでお早めのお申し込みを(^^)/

https://blog.ep-och.com/entry/2019/04/02/070133

 

また同様の内容のセミナーを10月6日(日)に関東地区でも開催予定ですので、関東周辺のセラピストの皆さん、ぜひご参加ください。

http://seminar.ep-och.com/seminar/12990

 

骨関節系疾患や外科疾患の手術後によく耳にする皮膚の『癒着』・・・

『癒着』を触って感じたことがない場合、『これって癒着なんかな?』となったことはありませんか?

簡単に皮膚の『癒着』の硬さを感じることができる方法があります。

それは手の甲と手の平の皮膚を動かした時の動きやすさです。

手の甲の皮膚を動かしてみてください。

次に手の平の皮膚を動かしてみてください。

どちらが動かしやすかったですか?

手の甲の方が手の平よりも皮膚が大きく動くと思います。

本セミナーでは手掌腱膜との関係から皮膚の『癒着』について考えてみます。

 

 

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皮膚と筋膜の触り分けは〇〇現象がポイント!!

 

 

 

皆さんは皮膚と筋膜の触り分けのポイント(コツ)を何かもっていますか?

本セミナーにおいては、魔法の杖現象(Wand phenomenon)や側方(周辺)抑制の理論を応用して遠隔を感じる方法を用いて、皮膚と筋膜を触り分けてみたいと思います。

※魔法の杖現象(Wand phenomenon)や側方(周辺)抑制についてはこちら↓

 

https://blog.ep-och.com/entry/2018/06/06/164916

https://blog.ep-och.com/entry/2018/07/16/165659

 

皆さん、前腕の近位(肘関節に近い位置)に親指の腹を置き、皮膚を遠位方向(手関節の方向)に少し引っ張ってみてください。

表層の皮膚を操作するので親指はあくまでも置くだけですよ。

その際、引っ張った抵抗感は肘関節をまたがず、親指を置いた周辺止まりだと思います。

 

次に筋膜の操作ですが、同じように前腕の近位(肘関節に近い位置)に親指の腹を置き、皮膚の時よりも少し深めに引っかけるようなイメージで遠位方向(手関節の方向)に引っ張ってみてください。

どうでしょうか?

引っ張った抵抗感が肘関節をまたぎ、皮膚の時よりも上腕部の筋の抵抗感を感じることができると思います。

 

 

 

 

筋膜連結のハンドリング・筋出力への影響とは?

 

 

 

筋膜には連結の流れ(アナトミートレインなど)があり、筋膜を操作するということは遠隔まで評価・介入できる可能性があります。

https://blog.ep-och.com/entry/2018/08/05/101130

 

ちなみに筋膜は三層構造になっているとも言われているため、縦・横・斜めの三方向に動かしながら評価・介入することは大切です。

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本セミナーでは皮膚と筋膜の触り分けの実技に加えて、この筋膜連結の遮断が筋張力を低下させる研究なども紹介します。

 

よく開催されている勉強会の『触察技術』やいわゆる『ハンドリング』といった解剖学を中心とした内容ではなく、神経生理学もハンドリングに応用した内容を準備していますので、四国周辺、関東周辺の方にぜひご案内ください!!

 

 

 

 

  • 本セミナーはこんなセラピストにオススメ

・あまり意識して触ったことがない…

・手技の勉強会に参加しても効果を得られていない…

・触り方のさらなるスキルアップがしたい!!

・対象者を即座に変化させたい!!

・メカノレセプターの知識を臨床応用してみたい!!

 

 

 

  • 以前のセミナーの受講生の感想

【2019年3月31日:若手セラピストのための臨床に活かせるハンドリング~解剖学的・神経生理学的な視点による触察評価と介入~】


・講義は大変わかりやすかったです。
・とても分かりやすいセミナーでした。明日から臨床に生かしていきたいと思います。
次回もぜひ受講させていただきたいと思います。ありがとうございます。
・実技がたくさんあってわかりやすかったです。
・基礎の大切さ、再学習が行えました。ありがとうございました。
・実技を交えることで実感できてよかったです。
・ハンドリングや患者様へのタッチの仕方についてわからないことばかりだったので今回の勉強会で学べたことはとても大きかったです。またさまざまな手技についても基本となる運動、整理、解剖学を用いての考察をしていただけてとても分かりやすかったです。次回も参加したいと思います。
・内容が理解しやすかったです。
・実習生も指導できるように基礎的なことも勉強していきたいと思っていますがどこから手を付けたらいいか悩んでいます。
・下肢、PT目線が多く,上肢への介入をどう同じように使っていくか迷いました。
・臨床でイメージは何となくしていたがはっきりとつかめていないことを言語化していただいた印象でした。説明がしっくり来てわかりやすかったです。
・まだまだ興味のある分野は見つからないですが、今回教えていただいたことをまずは実践していこうと思います。ありがとうございました。
・経験や知識の少ない新人や若手にもとても分かりやすく、実技もあったので効果が実感できました。明日から臨床に取り入れてみます。
・急性期における脳卒中、症例の介助方法や治療を教えてほしいです。
・わかりやすい講義で明日から活かせそうです。ありがとうございました。



【2019年5月12日:若手セラピストのための筋出力を引き出すハンドリング ~即時効果の追求~】

 



・中山先生の解釈に運動学や解剖学などの裏付けがあり勉強になりました。
・とても簡単な筋力UPの方法が勉強になりました。もう少し実技があればうれしかったです。ありがとうございました。
・PNFやアナトミートレインなどについて知識を深めたいです。
・いろいろな分野のことが勉強できて面白かった。
・アシスタントがもう少し多いと質問がしやすいと思いました。
・歩行観察などのポイントを知りたい。
・5千円で受けられるセミナーはありがたい。
・実技の指導内容をもう少し増やしてほしいと思いました。
・実技も交えて確認することができ、とても分かりやすかったです。明日からの臨床に生かしていきたいです。
・普段のROMやリラクセーション一つとっても関わり方でアプローチできるのだと学ばせていただきました。もっと時間をかけて学びたいです。
・タッチの仕方がわかりやすかったです。
・ハンドリングの際のセラピストの身体の使い方を学びたいです。ぜひ次回も参加させていただきます。

 

 

 

  • 今後のセミナー

8月25日(日)大阪府セミナー

http://seminar.ep-och.com/seminar/12341

 

9月15日(日)香川県セミナー

http://seminar.ep-och.com/seminar/12583

 

10月6日(日)東京都セミナー

http://seminar.ep-och.com/seminar/12990

 

10月27日(日)香川県セミナー

http://seminar.ep-och.com/seminar/12987

 

EPоchセミナー

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