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運動生理学から考える糖尿病への適切な運動負荷とは


糖尿病の患者様は非常に多いですよね。

その予防や改善には運動が重要になってきます。

 

そのため「歩くだけじゃ物足りなくて、ランニングも始めました」

このように仰る患者様もいらっしゃるかもしれません。

 

しかし、これまで健康によいと信じてきた歩き方が、

実は「健康を害するもの」であったら、あなたはどう思いますか?

 

米ハーバード大学医学大学院のグループが行った研究で、

平均年齢72歳の高齢女性は、1日の歩数が4,400歩程度でも、

2,700歩程度の人と比べて全死亡リスクが41%低いことが

明らかになったという報告があったようです。

 

1日の歩数が増えるほど全死亡リスクはさらに低下したが、

その効果は1日7500歩前後で最大に達し、

歩数をそれ以上増やしてもさらなるベネフィットは得られないことも分かったようです。

 

 

効果的なウォーキングの運動量とは?

 

日本人の「平均寿命」は、男性が79・94歳、女性が86・41歳です。

昔に比べればかなり寿命が延びているように思いますが、

高血圧症、糖尿病、脂質異常症、心筋梗塞、脳卒中、認知症、ガンなど生活習慣病……健康に対する不安を数え上げれば、キリがありませんね。

 

実は、こういったすべての病気に対して

「ある指標に基づいたウォーキング」が効果的であるということが、

研究を通じてわかってきました。

 

ひとことでいえば、やりすぎでもなく、

足りなすぎでもない「ほどほどの運動」です。

「ほどほどの運動」こそが、あなたの健康に対する「万能薬」なのです。

 

先ほどの経営者の例でお伝えしたとおり、

「歩けば歩くほど健康になる」と思って歩きすぎれば、

免疫力が低下し、病気になりやすくなります。「やりすぎは体に毒」なのです。

 

だからといって、「足りなすぎても体に毒」。

犬の散歩やスポーツクラブでの運動で疲れてしまい、

それ以外の時間にぐったりしていては、健康を害してしまうのです。

 

では「ほどほど」の運動とはどんなものか。

 

「ほどほど」といっても感覚値ではありません。しっかりとした指標があります。「歩数」でも、「消費カロリー」でもありません。では、いったいどんなものでしょうか? 

 

「ほどほど」の運動とは……

1日24時間の総歩行数=「8,000歩」

そのうち中強度の運動(歩行)を行う時間=「20 分」

 

この2つを組み合わせた数字です。

「8,000歩/20分」

 

あなたの健康を維持するための重要な数字なのです。

ぜひ覚えておいてはいかがでしょうか?

 

糖尿病患者様の運動療法で知っておくべき運動生理学

 

さて、そんな適切な運動量の設定を運動生理学の視点からしっかりと学べるセミナーをご用意しました。

梅田陽平先生の

基礎から学ぶ運動療法の効果と運動生理学|糖尿病患者の運動療法 – エポックセミナー

です。

 

 

身体活動量は健康寿命関連で近年注目されています。

しかし、ただ漠然と歩くことばかり推奨するようでは

運動の専門家とは言えません。

様々な状況のなかでどの運動方法を選択するのか、

その質について、より追求していくことは

理学療法士として必要ではないでしょうか?

 

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