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塩分摂取が夏バテ防止のカギ 過剰な水分摂取に注意!

誰もが知っているように、水分を十分にとることは健康維持に大切。

 

でも、間違った水分のとり方で逆に体にダメージを与えることもあります。

 

女性の気になる、むくみ、冷え、過度な汗や、

便秘や下痢といった胃腸の働きの低下など、

水の摂取に関連して起こる不快な症状は多々あります。

 

ただ無意識に水を飲むのではなく、

普段から正しい水の飲み方を意識してみましょう。

 


今日から始められる、正しい水の飲み方

 

一日約1.5〜2リットルの水を飲むよく運動する方や

太っている方は2リットル、それ以外の方は1.5リットルの水を飲むのが適量です。

 

体重と必要な水分量も比例し、さらに日本の食事自体に水分の多いものが多いので、

飲み過ぎに気をつけるべきです!

 

少量の水を時間をかけて飲む

 

健康にいいからとミネラルウォーターのペットボトルを一気飲みすると、逆に胃腸に負担をかけます。

 

一回で飲む量はコップ一杯(約200ml)程度にしましょう。

 

特に起床後はコップ一杯の水を時間をかけて飲むようにすると、

夜中に汗をかいて不足しがちな水分を十分に補えます。

 

水を冷やし過ぎない冷たい水は体内に吸収されにくく、

体の冷えにもつながります。

 

水は10〜15度に保つのがベストです。

 

 

 

また、ダイエット中、スポーツをする時、または便秘気味の方には

ミネラルの豊富な硬水(コントレックスやエビアン)が適しています。

 

しかし、硬水に慣れていない人は飲み過ぎると下痢を起こすこともありますので、

お腹の弱い人には刺激の少ない軟水がいいかもしれませんね。

 

水以外の飲み物について

 

カフェインもアルコールも利尿作用が高いので、

水分補給にはなりません。

 

お茶、コーヒー、ビールやワインを飲んだら、

水も一緒に飲むようにしましょう。

 

また、糖分が多く含まれているジュースなどは、

余計に喉の乾きを感じるので水分のとり過ぎにつながります。

 

日本の水道水について

 

日本の水道水は安全だと言われていますが、

塩素処理で起こる発がん性物質トリハロメタンが気になります。

水道水を沸騰させて使ったり、浄水器でろ過する、

またはミネラルウォーターを飲む方が気分的に安心ですね。

 

 

最後に水中毒に注意

水中毒というものを知っておきましょう。

いわゆる低ナトリウム血症という状態です。

 

人は汗をかくと汗と一緒に塩分を体外に排出します。

その状態で水分を過剰に摂取すると、血液の塩分濃度が低下し

低ナトリウム血症を引き起こします。

 

症状としては、

 


130mEq/l=軽度の疲労感
120mEq/l=頭痛、嘔吐、精神症状
110mEq/l=性格変化、けいれん、昏睡
100mEq/l=呼吸困難などで死亡

 

身に覚えがある場合は、ぜひ塩飴や梅干しで塩分摂取を心がけよう。

 

今日も最後までお読みいただきありがとうございました。