EPoch Official Blog

自費訪問リハビリサービス、セラピスト向けセミナー、訪問看護ステーション、IT事業、Body +、スポーツ事業など幅広く事業展開しています。

廃用症候群はあなたも他人事ではありません

運動不足=肥満

 

この方程式は皆さんだいたい想像がつくでしょう。

 

肥満は生活習慣病の原因ではありますが、

問題はそれだけではありません。

 

体を動かさなければ、

筋肉は弱り関節の動きも悪くなります。

すると体の衰えを招くという負のスパイラルを形成してしまいます。

 

 

これは2005年に海外で行われた

60日間寝たきりで過ごすと身体はどのような状態になるのか

という研究結果です。

要は無重力の環境下で生活することに対する身体の変化ですね。

宇宙に長期間飛行すると、無重力のために骨に力が加わらず筋肉を使うこともなくなります。

10日間で3.2%の骨成分が失われるというデータもあるので、

火星有人飛行では往復の宇宙飛行と火星滞在を合せて

3年近くも0~3分の1G下で過ごさなければならないことになります。

寝たきりは拘縮だけじゃなく〇〇も失っています - EPoch Official Blog

 

 

 

ここまで読んで大体わかりますよね?

何が言いたいか。

 

 

運動不足=廃用症候群

 

これは現代社会における私たちも他人事ではありません。

 

 

世の中が便利になるにつれ、

体を動かさずにできることは増え続けています。

 

その一方で、動かさなくなればなるほど体は

「動かす機能は必要ない」と判断するため、衰えは加速します。

 

とはいえ不便な暮らしに戻ることは難しいですよね。

 

 

そうすると現代においては、

体を動かす習慣を身に付けることこそが

人生の後半を楽しく過ごせるか苦しいものにするかを決める、

と言っても過言ではないのかもしれません。

 

体を動かさないことによる筋力の低下は、

若年・中年層も無視できなくなっています。

厚生労働省「国民健康・栄養調査」によると、

運動習慣のある人(30分以上、週2回以上を1年以上継続)は

20〜50代では20%程度しかいません。

 

 

デスクワーク中心で移動はタクシーという形になると

若くして筋力や活力の低下という、

将来に禍根を残す負債を抱えます。

 

「寝たきり」にならないよう自ら健康維持に努めることは、

今以上に大事になるはずです。

 

 

ただ運動習慣のない人が、

いきなり運動を始めるのは難しいと思います。

筋力だけでなく体の柔軟性も低下しているため、

せっかく運動をしたとしても痛みを呼んで

継続が困難になるケースがあるからです。

そんな時は少しずつ身体を運動に慣らしていくようにしましょう。

 

 

おすすめはラジオ体操

操棒人, 男, スティック, 体操, 棒人間, シルエット, 体, 人, 図

皆さんは小学校の頃に

地域のラジオ体操に参加したことはないですか?

小学校の頃は「なんでこんな運動を?」と思っていたことでも

今、医療従事者になってみてわかったことがあります。

 

それは必要な筋肉を無理なく動かす運動が

多数含まれているということです。

 

そして何よりわずか三分ほどの運動の中で

頭のてっぺんから、前後、左右、上下と

ひと通り身体を動かすようにできています。

 

それほどハードな運動ではないですが、

非常にバランスがとれていると思わずにはいられません。

 

普段使わない背筋に力を入れるような動きを、

体操の中では何回もやることになります。

結果として、椎間板あたりを支える筋肉が

トレーニングされることになって、姿勢がしっかりしてきます。

 

 

仕事のお昼休憩や寝る前

起きた時などの少しの時間に

ぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか?

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

エポックでは、自費訪問リハビリサービス・メディカル整体院・セラピスト向けセミナーを行っています。

自費訪問リハビリサービス | 自費訪問リハビリなら EPoch-エポック-

メディカル整体院 SpAid

理学・作業療法士 セラピスト向けリハビリテーションセミナー

 

#リハビリ#理学療法士#作業療法士#廃用症候群#運動習慣#エポック