EPoch Official Blog

自費訪問リハビリサービス、セラピスト向けセミナー、IT事業、整体院事業、スポーツ事業など幅広く事業展開しています。

寝返り動作はどのように治療していくべきなのか

f:id:EPoch:20191109020826p:plain


患者様のリハビリの中で、

起居動作が全くできず

寝返りすらうてない

という患者様は少なくありません。

 

しかし、寝返りはうてないけど、

早期離床してまずは歩かせる。

そんな現状が臨床現場において横行しているのを目にしています。

 

後輩に

「この患者様は自分で寝返られるの?」

と聞いても

「寝返りの練習よりまず離床させて歩かせるほうが先決かと思いまして」

そんな意見があったこともありました。

 

確かに早期離床で早期歩行の獲得は大事ですが

背臥位姿勢から側臥位に移行する際の

重心や支持基底面内での重心移動を覚える

ということは

とても重要であることを

ここに明記しておきたいと思います。

 

寝返り動作はなぜ必要なのか??

寝返り動作とはまずはどういうものなのか

を理解しておきましょう。

背臥位姿勢というものは、

全姿勢において最大の支持基底面を要します。

その中で重心を保持することは難しくありません。

だからこそ多くの患者様は

背臥位姿勢から側臥位や伏臥位を取ることを嫌がります。

 

なぜなら一番安定している姿勢であるからです。

 

この安定している姿勢から不安定な姿勢に移行する

そういう体験を多くの患者様には経験させなければいけません。

 

それはなぜか?

 

「歩行動作とは安定したところから不安定なところへ

重心を移動させることで成立する」

からです。

 

 

blog.ep-och.com

 

 

この寝返り動作がうまくいかなければ、

歩行動作の獲得は成り立ちません。

 

ではどのような要素が必要になるのか?

 

寝返り動作を獲得するために必要な動きとは?

まず寝返りをしようと思うのであれば

重心が側方(ここでは右とします)へ移動し、

支持基底面が背面全体から右背面へ移り、

最終的に右側面となります。

 

この時、圧中心点がその支持基底面内にあることが必要です。


右側へ動きやすくするために、

まずは支持基底面を狭くしましょう。

そのためには、

頭を少し浮かせる、

手を上げる、

膝を曲げる

等の方法が必要です。

 

次に、重心を右側へ移すには、

上げた頭を右に向ける、

手を右に倒す、

曲げた膝を右に倒す

などの方法があります。

このとき、右手や右足が寝返りを妨げる位置にないか注意しましょう。

 

このように、寝返り動作を一つ一つの要素に分けて

重心を広いところから狭いところに移動させるということが

寝返り動作の獲得につながります。

 

もちろん、その際に動かなければいけない関節や

筋肉の収縮は促していかなければいけませんが

脳血管障害の患者様などは

自分で動かせないという場面にも遭遇します。

その場合は代償手段を使いますが

その方法は割愛しましょうか。

 

明日は寝返りをした際の心理面についても考慮したいと思います。

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

エポックでは、自費訪問リハビリサービス・メディカル整体院・セラピスト向けセミナーを行っています。

自費訪問リハビリサービス | 自費訪問リハビリなら EPoch-エポック-

メディカル整体院 SpAid

理学・作業療法士 セラピスト向けリハビリテーションセミナー

 

#リハビリ#理学療法士#作業療法士#寝返り#脳卒中#起居動作#アプローチ#エポック