EPoch Official Blog

自費訪問リハビリサービス、セラピスト向けセミナー、IT事業、整体院事業、スポーツ事業など幅広く事業展開しています。

介護をするなら少しでも楽に介助したい…誰でもできる寝返りの介助方法とは

「寝返り 介護」の画像検索結果

おむつ交換や着替え、体を拭いたりと

寝たきりの方の介護では寝返りを介助することが多いですよね。

頑張って横向きになってもすぐに倒れてしまったり、

不安定で着替えさせるなんて余裕ない!なんてことはありませんか?

もっと楽に介助できる方法はないのかな?

 

そう悩む方にとっておきの寝返りの介助方法をお伝えします。

 

  

 

なぜ寝返りができないのか考える

①手足のマヒがある

脳卒中などで手足のマヒがあると

寝返る側へ手足を動かしていくことができません。

手足が動かないとそこにつながる肩や肩甲骨、骨盤も動いてくれず、

背中が張り付いたように動かない、という状態になってしまいます。

②腹筋などの体幹の筋力低下がある

寝返るときに特に重要なのが腹筋、

骨盤を中心とした体幹をねじろうとする腹斜筋、

肩甲骨を前に押し出そうとする前鋸筋、

肩を内側に寄せようとする大胸筋という筋肉です。

身体を動かすときに特に重みがかかるのは肩甲骨と骨盤です。

横向きになったとしても体があおむけに戻ってしまうのは、

骨盤を寝返り側にねじっていこうとする腹筋の力や

肩甲骨周りの筋力が低下している可能性があります。

 

 

褥瘡・床ずれ予防にとっても寝返りとはとても大切な動作です。

寝たきりの方だけでなく、とこか体に不自由がある方にとって

転倒に加えて特に注意しなくてはいけないのは

「褥瘡(床ずれ)」です。

 

褥瘡は、体の中の一部分に長時間圧がかかり続けると

血流が滞ってしまい、

皮膚が赤くなったり、傷ができてしまうものです。

傷が深くなると皮膚だけでなく中の組織にも侵襲が及び、

骨が飛び出てしまうほど重症化することもあります。

 

褥瘡ができると痛みを伴うだけでなく、

感染症などのリスクが高くなります。

 

私たちは、無意識のうちに寝返りをうったり、長時間椅子に座っているときはお尻を浮かせるなどして、

同じ部位に長い時間の圧迫が加わらないようにしています。

このような動作を「体位変換」といいます。

しかし自分で体位変換できない方は、体重で長い時間圧迫された皮膚の細胞に十分な酸素や栄養が行き渡らなくなり、これにより「褥瘡」ができます。また皮膚の表面だけでなく、皮膚の中にある骨に近い組織が傷ついている場合もあります。

日本褥瘡学会HPより抜粋)

 

 

 

超簡単 寝返りの介助のポイントはたったの3つ

ポイント①膝を立てる

寝返りだけでなく、すべての介助においてのポイントとなるのが

「体をコンパクトにまとめる」

ということです。

寝返る際は仰向けから横向きの状態へ重心を移動させる必要がありますが、

この時床に触れている面積(支持基底面)が狭ければ狭いほど

動かすのが容易になります。

サイコロが転がらず止まってしまうのに対し、

ボールはいつまでも転がり続ける原理と同じです。

  

重心を動かすためには、 支持基底面を小さくしなければいけません。

かつ、重心位置は体の中心に移動させて来る必要があります。

極論で言えば、V字バランスのように

支持面が一点集中で骨盤の上に重心がある状態を作れれば

誰でも寝返りを誘導することができます。

寝返り動作に対する治療方法について~背臥位姿勢~ - EPoch Official Blog

 

 

下の図を見てください。

f:id:EPoch:20191218224329p:plain

      ↓

f:id:EPoch:20191218224339p:plain

 

膝を立てることで支持基底面が狭くなったのが

おわかりでしょうか?

こうすることで重心移動が軽くなり、

簡単に寝返らせることができます。

 

ポイント②両手をしまう

ポイント①と同様に、

腕が床に広がっていると床との接地面積が広くなり

寝返らせる時に重たく感じてしまいます。

また、腕の重さに肩が引っ張られてしまいます。

脳卒中の方などで麻痺側の腕の位置を

忘れてしまうorわからない方もいますので、

介助する時は声掛けをしてあげましょう。

 

ポイント③寝返り方向を見てもらう

見えないところに身体を動かすのは

誰でも緊張しますよね??

目で見ることで自分の動きを認識し、

恐怖心を軽減させることができます。

 

また、目線を誘導することで

頭部の屈曲を誘導することができます。

そうすると腹筋に力が入りやすく

本人の力を最大限に発揮させることができます。

寝返る方向へ自然と全身が動いていきます。

 

体位変換機能付きのベッドという選択肢

褥瘡予防は大切と先ほどお伝えしましたが、

寝たきりの場合2時間ごとの体位変換が必要になります。

夜中に起きて横を向かせたりクッションを入れたりと、

介護者の方にとっては相当の負担です。

 

最近では自動でベッドの傾きを調整したり、

圧を分散してくれる機能が付いているベッドのマットレスが出ています。

 

 

 

ぜひ専門のスタッフと共に相談してみてください。

 

 

 

寝返りができたら次は起き上がりです!

起き上がりで腰を痛めたことはありませんか? 

 

blog.ep-och.com

blog.ep-och.com

 

エポックでは、自費訪問リハビリサービス・メディカル整体院・セラピスト向けセミナーを行っています。

自費訪問リハビリサービス | 自費訪問リハビリなら EPoch-エポック-

メディカル整体院 SpAid

理学・作業療法士 セラピスト向けリハビリテーションセミナー

 

#リハビリ#理学療法士#作業療法士#介護#介助#寝返り#褥瘡#在宅医療#介#エポック