私は朝早起きして仕事をしている。
こういう人は社会人で多いのではないでしょうか？
逆に、朝起きるのがかなり苦手だという方もおられると思います。
朝が弱い＝意志が弱い
と捉えられがちですが
実は朝が苦手な方には共通点があるのです。
それはなにかというと
「夜に食べている炭水化物」
が原因だと知っていましたか？？
炭水化物を夜摂ると寝られなくなる？
炭水化物はとても取りやすい食材です。
コンビニで今日何食べようかなと考えていると
大体手軽に食べやすい食材としては
おにぎりやパスタ、コンビニ弁当が定番になると思います。
それらは共通して炭水化物ですよね。
手軽にパッと食べられる、それが炭水化物です。
しかしながら、夜へとへとになって帰ってきたときに
おなかが減っているからといって
炭水化物や甘いものを摂りすぎてしまうと
夜間に低血糖が起こっている可能性があるのです。
寝ている間に血糖値が上がってしまい
それを下げようとする働きが起こるのですね。
下がるとそれを落ち着けようとアドレナリンなどの興奮物質が
一気に分泌されて
寝ているのに寝ていないという状況に陥るのです。
寝ているのになかなか寝付けないことってありませんか？
例えば寝汗がかきやすかったり歯ぎしりをしたり
怖い夢を見たりといった経験はありませんか？
炭水化物を摂りすぎると、このような興奮状態に陥ることで
睡眠の質が低下してしまいます。
その結果、寝ているのに寝れていない、疲れが取れないという
悪循環に陥るわけですね。
寝る前何時間前に食事をとるべきか？
じゃあ夕食の炭水化物はとらないほうがいいの？
という意見が聞こえそうですが、そうではありません。
大切なのは食後すぐに寝ないということです。
食事をしてから胃の中で消化が起こり、
その後落ち着いてくるまでに約3時間はかかります。
マラソン選手も食後すぐに走りませんよね？
大体スタートの3時間前に食事をして
直前は消化のいいものを・・・というのは聞いたことはありませんか？
マラソン選手ではなくても、
高校のマラソン大会や体育大会など
頑張らなければいけない時にそのようにしたことはありませんか？
それは消化している最中に走ると
胃の中のものが出てしまうからですよね？
消化され切った状態で運動するほうが
パフォーマンスが上がるからです。
ということは睡眠をスポーツに置き換えて考えてみると
睡眠前3時間前に食事を終わらせておくのがベストなのです。
残業などが長引いて帰りが遅くなるということもあると思いますが、
そんな時に食べるのは、炭水化物ではなく、消化のいいものを食べるようにしてみましょう。
胃の中に残留する時間の短いものほど睡眠を阻害しないので
良い睡眠がとれますよ。
ぜひ試してみてください。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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