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呼吸介助は呼気だけでなく吸気にも意識を向けよう

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先日、愛知医科大学の岸川先生をお呼びして

関西で呼吸の評価と治療のセミナーを開催しました。

 

そこで気になったのは、「呼気介助手技」ではなく、「呼吸介助手技」という言葉です。

 

臨床の中で排痰手技というと、呼気を介助するという認識が強く

確かに教科書にもそのように載っているのですが

呼出力を高めるためにはまず吸気を促さなければならないですよね?

 

つまり呼気介助ではなく、呼吸介助だということのようです。

 

臨床の中では少しの違いも認識によってとても重要なことが隠れているのだなと感じました。

 

 

呼吸運動とは??

さて、今日は呼吸について少し勉強してみたいと思います。

 

呼吸運動は肋間筋や横隔膜、その他の呼吸補助筋が協調的に働いて行われます。

これらが働くことで胸腔内圧が陰圧となり

肺の中に空気が取り込まれます。

 

呼吸様式には腹式呼吸と胸式呼吸があり、

横隔膜を使用するのが腹式呼吸、胸式呼吸は肋間筋が優位に働きます。

 

そして呼気は、基本的にこの横隔膜が弛緩することで

胸腔内の陰圧が弱まることで呼出することになります。

 

つまり、胸腔内に空気を取り込めさえすれば

呼出することが可能になるのです。

 

もちろん、COPDのように常に胸腔内圧が高い疾患のように

常に胸腔が広がっている患者様の場合は

その呼気を介助しなければいけませんが。。

 

内呼吸と外呼吸について

呼吸様式には2種類ありますが、内呼吸と外呼吸ということにも意識を向けておきたいですね。

 

私たちは、細胞の活動に必要なエネルギーを生み出すための酸素を、

吸気によって肺から取り込んでいる。

一方、エネルギーを生み出す過程でできる二酸化炭素を、呼気によって肺から排出している。

この空気中の酸素を取り込んで二酸化炭素を排出する呼吸こそがガス交換と呼ばれ、一般的な呼吸です。

 

ですがこれは外呼吸と呼ばれ、内呼吸は少し別の内容になります。

 

内呼吸は肺胞から血管内に取り込まれた酸素が身体をめぐり

各組織に到達した際に酸素が組織に取り込まれる過程を内呼吸といいます。

 

この外呼吸と内呼吸を理解していないと

呼吸器疾患は理解することができません。

 

一般的に言われる呼吸器疾患はこの外呼吸が問題となりますが

これらの血液と細胞間のガス交換、いわゆる内呼吸が障害される疾患もありますので、ぜひこの過程はしっかり覚えておいていただきたいなと思います。

 

さて、今回の岸川先生のセミナーは終わりましたが

次回4月に関西にまたお越しいただくことになっています。

 

次回は実技でのフィジカルアセスメントの取り方もそうですが

人工呼吸器についても少し触れていただけるステップアップ講座になっています。

seminar.ep-och.com

ぜひ皆様のご参加をお待ちしております。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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