いつもご覧いただきありがとうございます。
セミナー事業部 中国・四国エリアマネージャーの中山です。
今回の記事では、4/19(日)に香川県で開催予定の
『歩行の評価と治療~バイオメカニクスと神経生理学の臨床応用~』
の内容の一部を紹介します。
※過去のブログにも掲載中
本セミナーでは、歩行効率と歩行速度との関係を整理した上で、
動歩行・静歩行をバイオメカニクス的・神経生理学的な視点から紐解き、
中枢パターン発生器(CPG)については上肢との連動性にも着目し、
実技を交えながら臨床的な評価・介入の工夫点を共有します。
5/31(日)に開催予定の『装具セミナー』と2ヶ月連続で参加していただけると、
歩行や装具についての理解が深まりますので、併せてご検討ください(^^)/
歩行評価の三種の神器?
理学療法士の歩行評価の三種の神器と言えば・・・
①歩行分析
②10m歩行時間
③6分間歩行距離
といったところでしょうか。
歩行『観察』は、対象者の歩行中のありのままの姿を表現するため、
ベテランでも若手でも誰が観ても不変なはずです。
歩行スピードに観察がついていけない場合はありますが・・・(^^;
歩行『観察』から歩行『分析』に発展させる時に
セラピストの力量が現れると中山は考えています。
それはなぜでしょうか?
・・・
・・・
・・・
それは、知っているか知らないかの違いだと考えています。
知識の違いにより『分析』段階で差がつきます。
解剖学的な知識しかない場合は機能解剖学的な側面から、
バイオメカニクス的な知識しかない場合は運動力学的な側面から、
脳科学的な知識しかない場合は神経生理学的な側面からの解釈に留まってしまいます。
つまり、『観察』した現象を様々な視点から解釈して『分析』する方が
対象者の障がいを捉える幅が広がるのです。
本セミナーでは理学療法士・作業療法士に必須の運動学・解剖学・生理学の視点から
歩行を捉える一助となる知識を共有してみます。
『CPG』のバイオメカニクス的・神経生理学的な解釈とは?
CPG(中枢パターン発生器)の賦活・・・
歩行に関する学会発表の考察の部分でよく耳(目)にしませんか?
長下肢装具でのリズミカルな歩行であればCPGが賦活された・・・
左右対称的な二動作前型歩行であればCPGが効いている・・・
ファイナルファンタジーはRPG・・・
・・・
・・・
・・・
脱線、失礼しました(^^;
ちなみに中山はドラクエ派です!!
脳や脊髄の中は見えないので、
CPGのバイオメカニクス的・神経生理学的な構成要素を考慮した評価に基づいた上で、
『CPGが効いている』と言うべきだと中山は考えています。
本セミナーでは、TLA(trailing limb angle)・慣性の法則などのバイオメカニクス的視点や
伸張反射・Ⅰb促通・反回抑制などの神経生理学的視点で『CPG』を紐解き、
歩行評価の三種の神器である『歩行分析・10m歩行・6分間歩行』における
一工夫を実技も交えながら共有したいと思います。
また、『CPG』と上肢活動との関連性から
OTプログラムへの工夫点についても触れますので、
OTの方もぜひご参加下さい(^^)
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本セミナーはこんなセラピストにオススメ
・『CPG』という言葉を安易に使ってしまっている・・・
・運動学・解剖学・生理学的な視点から歩行を解釈したい!!
・生体力学と神経生理学的な解釈の繋がりの引き出しを増やしたい!!
・10m歩行時間や6分間歩行距離などの指標を用いて歩行を評価していることが多い!!
・上肢活動の向上を図るためのOTプログラムに歩行を活かしたい!!
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以前の歩行セミナーの受講者の感想
『歩行の再考~臨床で使える歩行効率の評価と治療~in香川 ナイトセミナー(2018/7/18)』
・資料を見たときは難しそう…と思ったのですがわかりやすかったです。バイメカについてもう少し深く学んでいきたいと思いました。施設で歩行をみることが多いので活かしていきたいと思います。
・OTとしてあまり触れることのない分野であり、上肢の動きや生活に活かせる内容になると感じた。
・教科書的ではなく先生の考えも聞くことができたので考え方の幅が広がる。
『歩行の神経機構の理解とリハビリテーションin香川(2019/4/28)』
・バイメカのあやふやだった所が理解できました。
・基礎的なところからわかりやすかったと思います。できれば今回の知識の具体的な臨床的な応用の仕方もあれば、より明日からの臨床に活かせる研修会になると思いました。そのためには、2日間ぐらいあってもいいかと思いました。
・生理学・力学的な話から入ってもらえたのでわかりやすかった。不偏的なところから説明してもらえたので理解しやすかった。
CPGについて自分で調べても理解がむずかしかったのでとてもためになりました。また同僚にも声かけさせていただきたいと思います。ありがとうございました。
・Ⅰb抑制・反回抑制・慣性の法則など学生時代に学んでいたけど臨床で十分に活かせていませんでした。今回、丁寧に解説していただき、自分なりに理解することができました。臨床でも生かしていきたいと思います。
・基本的な所から学べ、OTでも歩行について理解できた。
『若手セラピストのための歩行CPGの評価と介入~バイオメカニクスと神経生理学の臨床応用~in関西(2019/8/25)』
・とてもわかりやすい講義内容でした。臨床に活かしていきたいと思います。
・とても楽しく新しい学びがたくさんありました。
『若手セラピストのための歩行CPGの評価と介入 ~バイオメカニクスと神経生理学の臨床応用~in東京(2019/9/29)』
・今回の講習で自分の中で何気なく使っていた用語や知らなかった事などがわかり知識の整理ができた。大変実りのある講習でした。ありがとうございました。
・知識の再確認・向上ができたと思います。明日からの臨床に活かしていきたいと思います。ありがとうございました。
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今後のセミナー
・3月22日ハンドリング(in広島) ※定員間近のためお急ぎください
https://seminar.ep-och.com/seminar/14567
・4月19日歩行(in香川)
https://seminar.ep-och.com/seminar/14924
・4月26日筋力トレーニング(in広島)
https://seminar.ep-och.com/seminar/15073
5月17日ハンドリング(in東京)
https://seminar.ep-och.com/seminar/15164
5月31日装具(in香川)
https://seminar.ep-och.com/seminar/15372
6月14日歩行(in大阪)
https://seminar.ep-och.com/seminar/15376
6月21日筋出力(in広島)
https://seminar.ep-och.com/seminar/15389
7月12日アスリート(in広島)
https://seminar.ep-och.com/seminar/15584
エポックでは、自費訪問リハビリサービス・メディカル整体院・セラピスト向けセミナーを行っています。
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