皆さんは手書きで何かを書く文化が減ってきていませんか?
最近はカルテも電子化されてきており、臨床の中でもペンを持つ機会は減りました。
連絡も今はスマホでメールも電話もタスクやスケジュール管理もできる時代になりましたし、
年賀状文化もだんだん衰退してきていると言われています。
そう考えると、手書きをするということは減ってきているなぁと感じざる負えません。
私自身は手帳は手書き派なのですが、どうしても思い出せない漢字があったりすることも多々あります。
皆さんはどうですか?
文字を書くことで記憶力アップ!
40歳を過ぎると、記憶の想起が低下してきたり、
体の疲れが抜けなくなったりと年を感じることが多くなるそうです。
また、新しい経験も少なくなるため、脳への刺激が少なくなり、パフォーマンスを低下させる原因になるようです。
そうなると、記憶の想起が難しくなったりすることで
物忘れがひどくなったと感じる人が増えるようです。
現代人にとって記憶力というのは重要な役割を担います。
だからこそ、こうしたことは防いでいきたいですね。
脳科学の世界では加齢による物忘れを防ぐためには脳に様々な刺激を与えることで予防できるといわれています。
新しい刺激とは、新しい経験などもそうですが、
手書きで物事を覚えるということも一つの方法論なのです。
記憶は3工程をたどります。
①物事を覚える
②物事を脳に保存する
③思い出す
これらは視覚や聴覚、触覚などの感覚器官を通じて脳に保存されますが
今の時代はパソコンやスマホを使うため、刺激が少ない状態での記憶の存となっているようです。
ほら、強烈な体験や記憶ってなかなか忘れたくても忘れられないことってないですか?
こうした刺激は記憶にはとても有用なのです。
だからこそ手書き文化が記憶力の向上に役立つといわれています。
また、手書き文化では集中力が増したり、自分の思考を言語化することで脳の働きが向上するという研究結果が出ています。
アウトプットする機会を増やそう
以前もブログで、学習の最たるものは自分で覚えたものを他人に教えるということがとても有用だと書きました。
自分が覚えたことを理解して解釈して表出することで
記憶の定着が大幅に向上するといわれています。
勉強でもタスク管理でも、
自分で覚えたことを口に出したり紙に書きだしたりすることで
記憶力の向上につながるので、ぜひ皆さんも試してみてくださいね。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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