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良いストレスって知ってますか?理学療法士・作業療法士も知っておくべき急性ストレスと慢性ストレスとは?(ストレス解消、ストレス緩和)

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最近では、理学療法士・作業療法士の間でも「瞑想」や「マインドフルネス」などストレスに対する関心が高まっています。

しかし「ストレス=悪」であるという考えが先行しがちになっているのが現状です。

 「ストレスがないように生活したい」

 

「ストレスがない職場に行きたい」

 

このように感じる、

理学療法士・作業療法士を含む社会人は増えてきており、

 職場でも、

 

「ストレスチェックなどが義務化」

 

されたりしてきています。

 

ですが実は・・・

「ストレスはない方が良いと短絡的に考えてしまうのは危険」

なのです。

 

ストレスに関しては大きく分けて、

「良いストレス」

「悪いストレス」

があるのをご存知でしたか?

 

今回はストレスの種類の解説を交えて、

正しいストレス対策について紹介していきます。

 

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理学療法士・作業療法士が知っておくべき 【良いストレス=急性ストレス】

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良いストレスというのは、

「急性ストレス」

と言われています。

 

これは、

「一定期間に限られる短期的なストレスのこと」

を指します。

 

「急性ストレスは現代人に少ないストレス」であるとも言われています。

 

 

特徴は、

 

解決策がはっきりしている

 

ことです。

 

解決策がはっきりとしている事で、

すぐに行動に移すことができ

対処することができます

 

行動ができることで、

ストレス解決できるため、

それがやりがいに感じることができることが特徴

です。

 

例えば、

筋力強化を行うときや、

骨折術後の患者さんに荷重訓練を行う場合、

筋肉や骨にストレスを加えていますよね

 

このストレスがないと筋力は強化されませんし、

骨の癒合も促進されません

そして、

筋肉や骨に対するストレスは、

筋力や骨が強化されることで、

同じストレスに対して対応できるようになり、

ストレスを克服することができます

 

ストレスを克服することができると

自分自身の成長を感じることが出来やりがいとして感じる

ことができるようになるのです。

 

 

定期的にリハビリテーションの症例検討会を行なう場合、

普段見ている患者さんのことで悩んでいることや、

自分の治療の組みたて方などを発表形式で行ないます。

 

事前準備など大変なこともありますし、

発表で何を指摘されるか?

ドキドキすることもあるでしょう。

 

しかし、

このストレスも一時的なもので、

発表を終わることで解決できるものです。

 

そして、

この発表を繰り返していくことで

「自分の中の考えを言語化したり、より深めていくことができ自身の成長を感じることができる」

 ため、

「良いストレスである」

と言えます。

 

理学療法士・作業療法士が知っておくべき【悪いストレス=慢性ストレス】

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悪いストレスというのは、

 

「慢性ストレス」

 

と言われています。

 

長期的に緩やかに進行していくストレスで、

 

特徴は、

 

解決できないタイプのストレスである

 

ということです。

 

 

急性ストレスとは対照的に、

「慢性ストレスは現代人に多いストレスである

と言われています。

 

もともと私たち人間は、

慢性ストレスに対応するようにできていないらしく

「急性ストレスのように我慢すれば良いという考え方はやめた方が良い」

でしょう。

 

慢性ストレスを受け続けると

 

胃腸の調子が悪くなったり・・・

 

うつ・不安症などの症状が出てくる・・・

 

場合があります。

 

例えば、

 

「職場での人間関係などは慢性ストレス」

 

に当たります。

 

自分自身のことを変えることは比較的、可能ですが他者を変えることはできません。

 

人間関係が嫌になっても、

 

人事異動でもない限り、

 

一度入った職場で働く人を変える

 

ことはできません

 

転職という選択肢も、

 

現代では一般的

 

になりましたが、

 

「それでもまだまだ職場を変えることに関してはかなりの労力もいる」

 

ため、

 

「実行に移すことは難しいことが多い」

 

です。

 

他にも、

悪いニュースを見たり、

マルチタスクを行うことも

 「慢性ストレスに当たる」

と言われています。

 

リハビリ職が知っておくべき「正しいストレス対策(緩和法)」とは?

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正しいストレス対策とは、

「適度な急性ストレスを入れつつ慢性ストレスを極力減らしていくこと」

です。

 

大切なことは今自分が感じているものが、

「急性ストレス」なのか「慢性ストレス」かを区別すること

です。

 

働いているときに、

 

今のストレスがどれに当たるのか?

 

を判断することは難しいです

 

そういった時は、

「今自分が感じているストレスが、

近いうちに解決されるものであるのか?

自分がそのストレスを乗り越えた時に、

どのような成長が見られるのか?」

を考えてみましょう。

 

そのストレスを感じた時に、

先ほどの答えがすぐに出てくるのであれば、

それは乗り越えるべきストレスである可能性が高い

でしょう。

 

慢性ストレスを減らす方法は、

「根本原因を解決する方法」

と、

「ストレスケアをするという方法」

があります。

 

根本原因を解決するためには

「自分のストレスが何を原因にして起きているのかを考える必要」

があります。

 

難しいのは「ストレスを感じた時」にはすでに、

 

体の不調であったり、

 

気持ちの変化(イライラ、不安など)を感じること

 

が多いので、

 

「その原因になるものが何であるかがわかっていないこと」

 

があります。

 

その場合、

一人で考えていてもわからないことも多いため、

 

「知人や家族に相談する」

 

「職場のカウンセリングなどを受けてみる」

 

のも1つの方法です。

 

根本原因がはっきりしたら、

「極力そのような環境に身を置かないようにすること」

です。

 

先ほども述べましたが、

「慢性ストレスである場合は我慢してはいけない」

のです。

 

もしストレスが慢性化しそうな場合、

「大変かもしれませんが転職すること」

も1つの選択肢です。

 

実際問題、

慢性ストレスをゼロにすることは難しいため、

ストレスケアを同時に行なっていくことが必要

です。

 

例えば・・・

 

軽い運動をしたり、

 

瞑想など、

 

「自分の中だけで完結できるもの」

 

もあれば、

 

友人と話をしたり、

 

お酒を飲んだり、

 

というのも一時的な方法

 

です。

 

注意が必要なのは、

「ストレスケアは一時的なもので、根本原因を解決しているわけではない」

ということを理解しておくことです。

 

ストレスケアでは、

体のメンテナンスを行いつつ、

並行して根本原因を解決していくことが必要

なのです。

 

【まとめ】理学療法士・作業療法士こそ「ストレスの種類と感じ方」を知っておくべきです!

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今回は「ストレスの種類」と「ストレスに対しての対策」の紹介をさせていただきました。

 

現代では、

ストレスを減らそうという流れが増えてきていはいますが、

 

「全てのストレスを同じように捉えてしまうと、自分自身の成長の機会を減らしてしまいますし、逆にいつまでもストレスが解決できず、身体や精神をすり減らしてしまうこと」

 

もあります。

 

今、現在、仕事や臨床業務などでストレスを抱えている貴方が、この記事を読んで正しいストレスとの向き合い方を知った上で、「良いストレス」とともに、より良いセラピスト・社会人としての成長に生かしていただけたら幸いです

 

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