EPoch Official Blog

自費訪問リハビリサービス、セラピスト向けセミナー、訪問看護ステーション、IT事業、Body +、スポーツ事業など幅広く事業展開しています。

ストレッチとマッサージを併用することで得られるリハビリ効果とは?

ストレッチイラスト/無料イラストなら「イラストAC」

 

あなたは普段の臨床でストレッチを行っていますか?

 

ほとんどの患者様の筋肉が固い状態にあり、

それが原因で可動域制限であったり、

円滑な運動が行えなかったり、

痛みや痺れを引き起こしたりします。

 

そういった筋肉の問題を解決するためにマッサージやストレッチを行うわけですが、あなたはマッサージやストレッチの作用機序や効果をしっかりと理解していますか?

 

今回の記事ではストレッチとマッサージの効果について、おさらいしてみたいと思います。

 

最後にはストレッチについて学ぶことができるイチオシのセミナーをご紹介しますので、最後までお読みください。

 

リハビリでよく使用するストレッチとは?

ストレッチとは、筋肉を引き延ばし、柔軟性を高めていくアプローチです。

簡単に言えば、体を伸ばすことです。

準備運動や整理運動としても多く活用されています。

 

ストレッチの主な効果

  • 関節の可動域・可動範囲を広げる
  • 筋肉の柔軟性を高める。 
  • ストレス解消
  • 血行促進
  • ケガの予防
  • 疲労回復
  • 脂肪を燃焼し、代謝を上げる

 

適度な刺激は、リラックス効果はもちろん、

ストレッチ後はアルファ波が増加し副交感神経活動が活発になるといわれています。

 

筋肉が固くなり短縮していると不良姿勢を招きやすく、

首・肩こり、腰痛の原因になります。

ストレッチで柔軟性を上げることで、怪我をしにくい体を作り、

またスポーツ競技においてはパフォーマンスにも大きく関わってきます。

 

筋肉のバランスを整え、綺麗なプロポーションの身体を作り、

ボディメイクのためには欠かせないものです。

 

筋肉の収縮は筋線維レベルで考えると、

アクチンとミオシンの滑走によって起こります。

この筋線維のスライドが摩擦による熱産生を起こします。

これによりエネルギーを消費し、脂肪を燃焼させ、

代謝を上げてくれます。

 

一口にストレッチと言っても、

  • 静的なストレッチ
  • 動的なストレッチ
  • 収縮を伴うストレッチ

など、いくつか種類があります。

それぞれに効果が異なり、タイミングによってどのようなストレッチをしたらいいかも変わります。

 

リハビリでよく利用するマッサージとその効果とは?

手で皮膚や筋肉をさすったり、もんだり、たたいたりすることで

血液やリンパの循環を促してほぐすことをいいます。

筋硬結と呼ばれるいわゆる「コリ」や癒着を取り除いていく手法です。

 

ツボや経絡などをターゲットにする場合もあります。

 

マッサージとよく似た言葉でいうと、

「按摩(あんま)」や「指圧」などがあります。

 

ちなみに、「マッサージ師」と名乗れるのは、

厳密にいうと「あん摩マッサージ指圧師」という資格を持っている人だけです。

 

多くの整骨院・整体院は

「柔道整復師」や「理学療法士・作業療法士」、「鍼灸師」が運営していると

「整体師」や「セラピスト」と名乗っていることが多いです(保険診療除く)。

 

マッサージの主な効果

・圧によりコリをほぐす

・リラックス、ストレス解消効果

・血行促進

・疲労回復など

 

筋肉に直接圧をかけてリンパや血液の流れを良くし、コリをほぐします。

ストレッチと比べ、リラクゼーション効果が高くなります。

 

筋肉を緩め血行を促進する事で疲労物質などを取り除き、疲労回復をさせます。

 

 

ストレッチとマッサージの併用がリハビリ効果を高める

簡単にまとめると、

 

ほぐすのがマッサージ

伸ばすのがストレッチ

 

と覚えておいてください。

 

じゃあストレッチとマッサージ、どちらの方が効果あるの??

と思うかもしれません。

 

どちらかだけに限定するのではなく、できれば両方行って頂きたいです。

 

血液など体内の循環機能の改善や疲労回復に関しては、ストレッチとマッサージのどちらも効果は期待できます。

 

が、

 

どちらにも足りない部分があり、

効果的にアプローチするには掛け合わせることが重要です。

 

マッサージは筋肉をほぐすのがメインになります。

リラクセーション効果としては高く、筋肉を緩めやすいですが、

姿勢を整えたり、症状の根本の原因にアプローチするには不十分な場合があります。

 

反対に、いくらストレッチだけしていても、

その前段階として筋肉が伸びる状態になっていないことがあります。

 

固くなった筋肉をマッサージでほぐしてからストレッチを行うと

伸ばしやすくなるのでストレッチの効果があがります。

 

ストレッチとマッサージ、2つをうまく使い分けると、より大きな効果が期待できるでしょう。

 

 

あなたも、臨床でストレッチをされている方もいると思いますが

あまりに硬くなってしまった筋肉は、

押す・引っ張る・ねじる・ゆするなど、外部からの刺激が必要なこともあります。

 

さて、それではストレッチについての一押しのセミナーのご紹介ですが、今回紹介させていただくのは芝由則先生の

「PT・OTのための肘・手関節に対するストレッチ技術とリハビリ」

です。

PT・OTのための肘・手関節に対するストレッチ技術とリハビリ – エポックセミナー

 

 

芝先生といえば、弊社でも筋肉の触察法のセミナーで大変人気の先生です。

 

そんな先生が筋肉を効果的に伸ばすストレッチの方法やメカニズムとオンラインではありますが、丁寧に教えてくださいます。

また、芝先生は痛みや痺れの原因として有名なトリガーポイントにも精通しています。

 

一般的にトリガーポイントに対してはマッサージで行う事が多く、

多くのセミナーでマッサージでのアプローチ方法をお伝えされると思いますが、

芝先生はそんなトリガーポイントに対してストレッチでアプローチする方法をお話される貴重なセミナーとなっていますので、

ストレッチについてしっかり学びたいという方やトリガーポイント療法を取り入れているというセラピストの方はぜひご参加ください。

 

理学療法士・作業療法士が臨床のヒントを探すならエポックセミナー

理学療法士・作業療法士・言語聴覚士をはじめとする コメディカル、セラピストのための臨床に活きるセミナーがここにあります。 seminar.ep-och.com

関西の自費訪問リハビリならエポック

兵庫県・大阪府中心に自費訪問リハビリサービスをご提供しています。 2011年より、ひたむきに自費訪問リハビリサービスと向き合ってきた 私たちだからこそ、できることがあると思っています。 reha.ep-och.com

伊丹市・尼崎市の訪問看護ステーションならエポック

自費訪問リハビリで培ったノウハウを活かして、 訪問看護ステーションでも機能回復を目指した 看護・リハビリをご提供しています。 nurse.ep-och.com

 

阪急稲野駅JR猪名寺駅からスグ!カラダのことならエポックボディープラス

訪問だけじゃありません。 通えるリハビリもあります。 リラックスしたい方、カラダの相談したい方はエポックボディープラスへ! body-plus.ep-och.com