理学療法士・作業療法士・言語聴覚士といったリハビリテーション職でも、自分の生活に悩む人が多いです。
- 理学療法士・作業療法士が「働く」ということ
- 組織で働く理学療法士・作業療法士は「何を委ねている」のか?
- 将来が不安な理学療法士・作業療法士・言語聴覚士への提案
- 理学療法士・作業療法士が安心して生活するためには
- 理学療法士・作業療法士でも生活面での悩みは多い
- 理学療法士・作業療法士・言語聴覚士は、病院、クリニック、訪問看護ステーション、デイサービスなど組織で働く上では制約が多い
- 最後に・・・
理学療法士・作業療法士が「働く」ということ
理学療法士・作業療法士といったリハビリセラピストに限らず「働く」ということを考えてみると、「労働をしてその対価として金銭を頂く。」という考えが一番シンプルでイメージしやすいでしょう。
また、現代では書籍の印税収入や、企業の役員報酬など金銭を得る方法は多岐に渡ります。
今回の記事では「働くこと」に関して先に挙げた、
「労働をする=賃金を得る」
というシンプルな労働体系のことを踏まえた上で述べていきます。
この形の働き方は言ってしまえば、
「自分の時間を切り売りしてその対価として報酬を得る」
ことと同義です。
アルバイトでよくあるような「時給〇〇円」を、正社員で考えた場合「月収〇〇円+福利厚生」に変えた状態となります。
「自分の時間を、その組織に委ねている」・・・という点では正社員・アルバイトともに同じですね。
組織で働く理学療法士・作業療法士は「何を委ねている」のか?
では、なぜ委ねるのでしょうか?
これは安定するからだと考えられます。
企業や組織に努めると給与が定められていることが大半なので将来の見通しがつきます。
「賞与が〇月に貰えて、大体□□円の給料が△△日に振り込まれて、家賃・車のローン代でこれくらい差し引かれて・・・」と生活を送る上での経済面で非常に安定します。
「経済的に安定する=精神的に安心する」と言っても過言では無いでしょう。
やはり人間、安心できないと不安感による疲労やストレスも溜まりますし、経済的に安心したいからこそ賃金を得ようとする。
これは当然のことですよね。
他にも組織に属することで社会的な信用を得られたり、その信用から人間関係が上手くいくなどメリットはたくさんあります。
将来が不安な理学療法士・作業療法士・言語聴覚士への提案
そこで今回、提案したいのは・・・
「安定(安心)をもう少し掘り下げてみましょう。」
ということです。
「どうすれば自分は安心して生活できるのか?」
と、ちょっとした自己問答をしてみて下さい。
更に突き詰めると・・・「生きていく上で何が必要か?」
ということになりますが、突き詰め過ぎていくと、断捨離し過ぎて社会性が欠損した人になりかねませんので要注意を・・・
そのため、
「大体、これくらいあれば自分にとって普通の生活が送れる」
という風に、少し緩めに考えてみましょう。
ここでは・・・
『自分にとって』
が非常に重要な部分になります。
理学療法士・作業療法士が安心して生活するためには
例えば・・・「自分は自家用車(左ハンドル)、高級ブランドの革靴、4LDK南向きの部屋が絶対に無いと安心して生活できない!」と言う方もいるとは思います。
ただ、よく考えてみると・・・
「車は国産の軽自動車でも十分かな、いや休日しか乗らないからカーシェアとレンタカーでも良いな。」
「普段スニーカーばかりで革靴ほとんど履かないな。」
「4LDKの部屋借りても使わないから2DKで十分だな。むしろ東向きの方が朝日が入って良いかも。」
等々、意外にオーバースペックな事や物を求めていることが多々、見受けられます。
更に・・・
「このブランドの物を持っていないと恥ずかしい」
「みんな持っている、流行っているから」
といった他者からの目線などを意識することで購入している場合もありますね。
もちろん、
「良いものを所有することでそのコミュニティに属することができる」
など良い点・メリットもたくさんあります。
高いブランド品=悪い、必要ない と極論で考えるのではなく、
「自分の時間を切り売りした対価に対して選んだ物やサービスは釣り合っているのか?」
という風に、一旦考えてみる時間を持つことをオススメします。
なぜ、何のためにこれを購入するのか?を少し考えてみると
「高いけど、これは絶対ずっと使う!」
「毎月この値段払うのは大変だけど、これで毎朝気持ちよく過ごせる!」
など自分で納得できれば問題ありません。
逆に・・・「安いから」といった理由で購入することはアウトです。
自分の1時間を切り売りした対価が全く使えない不良品だと思ったら悲しいですよね。
理学療法士・作業療法士でも生活面での悩みは多い
自分にとって、
「なにが欲しいか?」
「なにが必要か?」
を考えていくと、労働時間を多少、減らしても生活が成り立つことに意外と気がつくこともあります。
その分・・・
「自分の時間が得られる」
「家族で過ごす時間が増える」
など金銭だけでは得られない価値がそこにあったりします。
理学療法士・作業療法士・言語聴覚士は、病院、クリニック、訪問看護ステーション、デイサービスなど組織で働く上では制約が多い
そうは言っても、企業や組織に勤めているとなかなか自由に労働時間を変更することは難しいですよね。
モノやサービスに対する価値は人それぞれですので、消費・浪費が悪い、というのでは無く・・・
「自分の時間を切り売りした対価に釣り合った生活を送れているのか?」
と考えながら生活してみると、意外と心身ともに気持ちよく過ごせるようになることが多いです。
最後に・・・
大切なご家族や親族、友人が選んだモノやサービスに対して消費を伴うことで良好な関係が築けている場合は、「自分の価値だけ」で判断するのではなく、「お互い話し合った上でどうするか?」を決定するのも大切です。
これも独りよがりの極論に走るのでは無く、
「対話を通じて意思疎通を図ること」
が経済的にも精神的にも満足した生活に近づくポイントでもあります。
今、漠然と将来への不安を考えながら働いている貴方は、今回の記事を参考に今一度、これからの働き方や生活の仕方を考え直してみてはいかがでしょうか?
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