EPoch Official Blog

自費訪問リハビリサービス、セラピスト向けセミナー、訪問看護ステーション、IT事業、Body +、スポーツ事業など幅広く事業展開しています。

介護保険サービスを活用して、在宅生活を送るための基礎知識

f:id:EPoch:20200612211940j:plain

 

訪問看護師は、住み慣れたご自宅で安心して過ごすために、

他職種と連携してサポートをしています。

その中で患者様から相談を受けるケースで多いことが、

退院後の生活の困ったことです。

 

入院中は、

バリアーフリーで、ベッドなど含め環境が整っているため

不自由なく生活できています。

しかし、自宅に戻ると少しの変化が大きく感じます。

 

・入院中に感じなかったベッドからの起き上がりの悩み。

・トイレに行くことへの悩み。(病院ではトイレが近かった。職員の見守りがあった。ポータブルトイレを夜間のみ使用していた。)

・病院で使用していた介護用品が欲しい。

・少しの段差による転倒の危険の悩み。

・浴槽の高さが怖い等の入浴への悩み。

 

このような不安を解消するために、

様々なサービスを介護保険を使って利用することができます。

 

退院後は、

在宅での環境に慣れるまで介護保険でのリハビリと併用し、

自費リハビリで強化することもできます。

 

介護保険で利用できる訪問サービス

サービス

内容

居宅介護支援

要介護者のケアプランを作成する。状態に合わせ変更相談を行う。

訪問介護

訪問介護員が自宅を訪問し、身体介護、生活援助、通院等の乗車・乗降介助など日常生活サポートをする。

訪問入浴介護

専門のスタッフが専用の浴槽を持参し、自宅での入浴をサポートする。

訪問看護

看護師が自宅を訪問。医師の指示書をもとに必要に応じた看護を行う。

訪問リハビリテーション

リハビリテーションの専門職が自宅を訪問。生活に合わせたリハビリテーションを行う。

定期巡回・随時対応型

日中・夜間を通じて、訪問介護と訪問看護が一体的にまたは密接に連携しながら、定期巡回と随時の対応を行う。

生活環境を整えることが出来るサービス

サービス

内容

福祉用具貸与

介護用ベッドや車いすなど日常生活や介護に役立つ福祉用具のレンタルサービス

福祉用具販売

ポータブルトイレや入浴いすなど、貸与になじまない日常生活や介護に役立つ福祉用具の販売

住宅改修

手すりや段差解消などご自宅をより暮らしやすくする改修

福祉用具には、貸与と販売があります。

身体状況にあわせた用具の選定、

在宅で生活を続けるための住宅改修もサポートを受けることが出来ます。

 

・すぐ買うには、少し高すぎて悩むもの。

・使用してからでないとわからないもの。

 

介護の状態に合わせて変化があります。

そのため、いつまで使うのか分かりません。

家族が良いと思っても、使う方が気に入らない場合もあります。

 

特に、生活に大きく関係のある入浴・トイレについては、

生活環境を整えることが重要で、福祉用具の選定が必要です。

特定福祉用具とは、介護に必要な用具で利用者の肌が直接触れるものです。

例えばポータブルトイレ・入浴用品・特殊尿器の交換可能部分です。

特定福祉用具は購入価格の1割負担で購入できます。

 

【おすすめ記事】

訪問看護を利用する時、介護保険と医療保険でどう違うの? - EPoch Official Blog

 

安全で自立を高める住環境を整え、リハビリをサポートします。

入退院などの変化だけではなく、高齢になり足腰が弱くなってきます。

そうした時に、自宅で快適に暮らすための家づくりが必要となってきます。

 

・買い物などの外出時に使用する、車いす、歩行器、杖等

・家の周囲のスロープや手すり、段差の解消や壁の増幅

・入浴時の身体負担を軽減するもの

・排泄における負担を軽減するもの

・寝具、ベッド周囲の環境

・介護側の負担軽減になるもの

 

これらを、個別性にあわせて活用しながら

理学療法士が福祉用具を選定することもあります。

身体機能が低下しても、

適切な福祉用具を使用することで安全に安心して生活できるからです。

 

在宅では、身体機能だけではなく、

利用者の習慣などから手すりの高さやスロープの位置なども違ってきます。

車いすや歩行器にも様々なものがあり、

その人の生活や身体機能にあったものの選定や、

車いす付属品なども姿勢の状態を見ながら、

細かくポジショニングを他職種、本人様と相談しながら行います。             

 

訪問看護の場面で出会う、介護保険サービス利用の一例

訪問看護では、

入浴の際は呼吸状態などを観察し、少しでも身体に負担がかからないように行います。

椅子や手すりがあるだけで、身体にかかる負担は大きく違います。

 

また、石鹸などを使用し、

裸であるため介護する側も安全を考慮しないといけません。

安心して気持ちよく入浴を介助するためには、福祉用具の選定はとても大切です。

また、体格や身体機能によっても利用方法を、

個別性に合わせてそこから考えていきます。

 

認知症の方の家では、ドアにセンサーを取り付けておられることがあります。

これらも、福祉用具の1つです。

介護をする側も、ずっと患者と一緒にいれるわけではありません。

色々なサービスや介護用品を検討して、

少しでも介護の負担を減らすことも大切です。

 

介護保険には、様々な職業のサービスだけでなく、

生活に必要な環境を整えるためのことにも活用が出来るため、

一人で悩まず、生活の「困った」を吐き出せる環境も作りましょう。 

 

 

blog.ep-och.com

 

このたび2020年6月1日より

伊丹・尼崎・川西・宝塚を中心として、

エポック訪問看護ステーション

を立ち上げました。

 

地域の皆様の健康と安心のため、

利用者様が「その人らしく生きる」手段を共に模索し提供してまいります。

 

 

※まずはお気軽にお問い合わせください※

TEL:072-770-1657

 

 

エポックでは、自費訪問リハビリサービス・メディカル整体院・セラピスト向けセミナーを行っています。

自費訪問リハビリサービス | 自費訪問リハビリなら EPoch-エポック-

阪急稲野駅JR猪名寺駅からスグ!カラダのことならEPoch Body+エポックボディープラス 

理学・作業療法士 セラピスト向けリハビリテーションセミナー

 

#リハビリ#理学療法士#作業療法士#エポック

#訪問リハビリ#訪問看護#在宅リハビリテーション#医療保険#介護保険

#福祉用具#環境設定