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在宅の現場で役立つ緊急通報システムというものを、ご存じですか?

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高齢の方では、多くの方が既往症をもちながら在宅の場で生活をされています。

その中でも独居、高齢者夫婦の方は多くおられます。

ご自身の家にいても、住所が言えない方も多くおられます。

何かあったときに、動けない状況の場合もあります。

特に、パーキンソン病の方では日常生活の中で転倒リスクが高く、

転倒した場所に携帯電話や家の電話が近くにないこともあります。

 

そのような時に備えて活用を勧められるのが緊急通報装置です。

 

訪問看護ステーションでは24時間オンコール対応もしていますが、

心筋梗塞や脳梗塞、狭心症などの既往を持たれている方は一刻一秒が、

今後の予後に影響するため、

このようなサービスの導入も併用できる方にはしていただくことがベストである

と考えております。

また、一人暮らしの高齢者の方などを地域で見守るという観点から、

活用することがとても大切だと思います。

 

テレビの広告で民間でもこのようなシステムがあることを目にされた方はおられる

と思います。

今回は各市で、行っている取り組みを紹介したいと思います。

 

 

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緊急通報装置はどのような方が対象?

・各市に管轄機関があります。

 

・65歳以上で一人暮らしの高齢者の方などが、自宅で急病になった場合などの緊急時にすぐ通報できる為の装置です。

 

・非常用ペンダントと置き型専用装置の貸出があります。

 

・あらかじめ対象者の方の名前や住所、既往症などの緊急時に必要な情報を登録します。

 

・近隣で協力してくださる方がおられる場合は、登録協力をお願いする記入欄も契約時にはあります。いない場合は、そのことを伝えれば対策を検討してくださいます。

 

申込方法

・地域包括支援センターの職員が行います。

・手続に必要な書類を持って、ご自宅などに訪問してくれます。

・お住まいの地域包括支援センターに、ご自身、家族の方が相談、依頼できます。

利用料(※各市にご確認ください)

月額318円+税(健康相談機能を追加した場合は月額100円+税を加算)

生活保護を受けておられる方は0円

 

支払方法

利用料は、口座振替にて上記委託先へ支払い。

 

その他の費用

毎月1回及び停電復旧時には、機器の正常動作確認のため電話回線を使用して信号を送信。

送信1回につき10円の電話料金支払が発生します。

利用者の正当な使用法ではない事由による修理代は別途必要となります。

 

※ペンダントタイプは約7年の電池寿命のものを使用されているそうです。

そのため、期限が来た時に連絡してくださるシステムで管理面でも安心できます。

 

緊急通報装置の流れ

  • 置き型タイプとペンダントタイプがある。

・同居されている方に認知症の方や小さな子供がいる場合は、

置き型タイプは場所を考えましょう。

ご本人が押しやすい、よくいる場所に置き型タイプは置かれる事が良いと思います。

また、夜間の寝ているときに症状が出るなどの場合は、

症状に合わせた場所が良いと思われます。

 

しかし、貸し出しする機器はNTTアナログ回線専用です。

家族とも相談して良い場所を選びましょう。

 

・ペンダントタイプは、

市販の防犯ブザーサイズの大きさのもので首からかけることが出来ます。

ボタンを押すと受信センターにつながり、

救急要請などの支援を行うことができます。

しかし、家の中だけしか使用できません。

また、ペンダントタイプは通話をしたりできません。通報のみです。

 

  • 通報方法

・急病で連絡し装置を押してから、約40秒かかるといわれています。

ペンダントタイプを押しても、その間に置き型の装置も作動始めます。

 

・緊急受診センターの対応は、保健師、看護師がしています。

  • 対応

・置き型緊急装置から、「どうされましたか」と連絡が入ります。

もし、近くにおらず話せない場合は、

登録先のご本人様連絡先か家族に確認の電話が入ります。

 

・また、必要に応じて緊急受信センターから、

救急車の出動要請か(出動員、近隣協力員、家族)確認要請を行います。

 

以上の流れで、緊急搬送に至った場合、登録先に連絡が入ります。

独居の方などは、ケアマネージャを登録先の近隣協力員としてお願いして、連絡がつながるようにされている方もおられます。

 

訪問看護の初回訪問時に依頼や確認をすること

独居の場合や、高齢夫婦の場合には緊急時に備えが出来ているか

確認をさせて頂きます。

 

例えば、訪問看護ステーションは緊急時に駆けつますが、救急車には同行しません。

・保険証、薬手帳、その他医療機関に提出必要なものがどこにあるか。

・玄関が閉まっていた時の入室方法。

キーボックスを取り付け、看護師やヘルパーなどが入れるようにしてもらうこともあります。

・緊急時の連絡先の確認

主治医の連絡先、キーパーソン、近い親族などの情報を頂きます。

 

この3点が主にできていれば、緊急時の対応は可能です。

入院してからの荷物などは何とかなります。

緊急時の着替えなども一緒に用意できていれば、なおよいかもしれませんね。

 

緊急時は、一人では対応できないことがあります。

高齢者の方だけではなく誰でもあります。

在宅で生活する上でのサポートシステムを上手に活用していきましょう。

その中で、

訪問看護ステーションとして色々なお手伝いできることがある

と思っております。

 

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このたび2020年6月1日より

伊丹・尼崎・川西・宝塚を中心として、

エポック訪問看護ステーション

を立ち上げました。

 

地域の皆様の健康と安心のため、

利用者様が「その人らしく生きる」手段を共に模索し提供してまいります。

 

 

※まずはお気軽にお問い合わせください※

TEL:072-770-1657

 

 

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