最近は湿度も高く、寝苦しい日々が続いていますが
皆さんはいかがお過ごしでしょうか？
エアコンを導入し始めたという人もいるでしょう
扇風機を購入したという人もいるでしょう。
このような熱帯夜だからこそ、睡眠不足は防いでいきたいですよね。
睡眠は人間の人生の3分の1を占められると言われています。
特に運転などをされる方は、運転中の居眠り運転は避けておきたいからこそ
睡眠不足は天敵ですよね。
そんなあなたに睡眠の質というのはどういうものなのか、
また、臨床の中での患者様の睡眠の質はどうなっているか
を考えていきたいと思います。
質のいい睡眠とはどういうものか
自分がしっかり寝れているかどうか
あなたも気になりますよね？
朝方目覚まし時計の音を使わずに飛び起きて
すぐに動けるようになりたいものです。
さて、質のいい睡眠とはどういったものでしょうか。
またそれを獲得するために必要なことは？
ということを考えてみたいと思います。
実は厚生労働省の資料から睡眠の質の評価指標というものがあります。
それは以下の通りです。
・規則正しい睡眠、覚醒のリズムが保たれていて、昼夜のメリハリがはっきりとしている
・必要な睡眠時間がとれており、日中に眠気や居眠りすることがなく、良好な心身の状態で過ごせる
・途中で覚醒することが少なく、安定した睡眠が得られる
・朝は気持ちよくすっきりと目覚める
・目覚めてからスムーズに行動できる
・寝床に就いてから、過度に時間をかけすぎずに入眠できる
・睡眠で熟眠感が得られる
・日中、過度の疲労感がなく満足度が得られる
（※厚生労働省 健康な睡眠を確保するための生活術より抜粋
https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-10901000-Kenkoukyoku-Soumuka/0000036721.pdf）
これらの内容をチェックリストにして
自分はきちんと寝れているかどうかを評価してみてはいかがでしょうか？
質のいい睡眠をとるために絶対してはいけないことはこれだ
上記のチェック項目の中でなかなか睡眠がきちんととれていない
そんなあなたにはきちんと寝れるための
生活習慣を整える必要があります。
よく言われるのは
・規則正しい生活
・運動習慣を身につける
・シャワーではなく入浴を実践する
・寝起きは光を浴びる
・規則正しい食生活の確保
ですが、私は最近もっとも重要なことに気づきました。
それは寝る前15分のスマートフォンの使用を禁止することです。
現代社会においてスマートフォンを持っていない社会人はいないと思うくらい
スマートフォンは普及しています。
しかし人は前述したように日の光を浴びると覚醒するのです。
それはを休眠や睡眠に誘う「メラトニン」というホルモンが関係しています。
メラトニンは、強い光を浴びると分泌量が減り、
反対に暗い所にいると分泌量が増えるため、人は夜になると眠くなります。
そのため、スマートフォンの利用は睡眠障害を助長すると言っても過言ではありません。
これは厚生労働省も注意を呼び掛けています。
ですので、夜あまり寝れない、
という方はぜひ寝る前のスマートフォンの利用を控えてみてはいかがでしょうか？
劇的に睡眠不足が解消されるかもしれませんね。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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