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訪問看護での緊急時対応・オンコール対応がどういうものか、ご存じですか?

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訪問看護におけるオンコールとは

オンコールとは、

利用者様の急変時の訪問に備え、

夜間や休日といった勤務時間外に呼出に応じられるように待機することをいいます。

オンコールは勤務時間という扱いは一般的にはされていませんが、

電話があればいつでも訪問に行けるように待機している必要があります。

訪問看護ステーションにもよりますが、

常勤看護師の場合オンコール必須としているところがほとんどです。

中には、オンコールの無いステーションもあります。

 

利用者様からの緊急連絡の通話内容

訪問看護を利用される方は、

在宅での生活が中心で誰かの協力がないと外出をされない方が、大半です。

そのため、往診やヘルパーによる買い物の依頼等のサービスを利用されている方です。

中には、耳の遠い方、電話が億劫な方もおられます。

家族がおられても、離れている家族には迷惑を掛けたくないと

ご自身で対応を頑張っておられる方もおられます。

 

ターミナルを迎えておられる方の緊急コール内容は緊急性が高いものが多いです。

他には、電話のみで対応できる場合や、

急を要する場合は指示を出し救急搬送の依頼をする場合もあります。

普段の生活では、本当に緊急性があるのかという内容もありますが、

緊急は人それぞれに違います。

「不安」ということも、体調変化だけでなく緊急対応となります。

 

「少し風邪を引いたみたいなので、見に来てほしい」

「明日のデイサービスあるかな」

「ヘルパーに頼んでほしいことがある」

「受診の確認をしてほしい」

「内服、飲み忘れてしまったけどどうしよう」

「転倒してしまった」などもあります。

 

このような、電話の内容には利用者が話している内容のみが

困っていることでないこともあります。

こういうことを本当は相談したいという想いが続きにあることがあります。

 

例えば、

「少し風邪を引いたみたいなので、見に来てほしい」

という言葉の中に、もしかしたら他の内容が隠れているときもあります。

⇒常備薬がないから往診の先生にもみてほしいな。薬がほしいな。

⇒不安があって話を聞いてほしいけど会いにきてくれるかな。風邪といってみようかな。

 

「明日のデイサービスあるかな」

⇒本当は、今日は外出して疲れているから、明日はしんどいから振り替えをしてほしいな。

⇒最近、他の利用者と合わなくて、デイサービス行きたくないんだ。

等の、言いたくても遠慮され遠回しの言い方をされる方もおられます。

 

ケアマネージャーからの依頼や確認で多いのが24時間緊急対応です。

緊急対応の必要性は、

コロナでケアマネ―ジャーなどの依頼で増えたというわけではありません。

 

高齢社会となり、

疾患をもちながらも在宅での生活を希望される独居や高齢者夫婦の方が多く、

頼る先として訪問看護のサービスを利用している方が

医師との連携などにも良いと思われるケースが増えてきています。

 

しかし、緊急対応に入らせて頂くには毎週の訪問をさせて頂き、

日々の観察やケアがあるから早く対応できることもあります。

月に1回の訪問で、緊急訪問のみの利用目的の場合は、相談をさせて頂いています。

このような依頼からも、

何かあったときに家族がすぐに行けないから

という環境が多くなってきていると感じます。

 

オンコール体制について

オンコール担当を2人体制にしている訪問看護ステーションもあります。

メインの担当者に加えて、サブの担当者を置く体制です。

2人体制にするのは、メイン担当者が電話に出られなかったときなど、

万が一に備えるためです。

ターミナルや重症度の高い利用者が多い場合には、

各ステーションで様々な工夫をしています。

 

全国訪問看護事業協会の調査によると、

訪問看護ステーションのオンコール当番は、

1人体制が約4割、2人体制は約3割となっています。

オンコール担当中に電話が鳴る頻度は、

訪問看護ステーションによって違うようです。

 

終末期の利用者や、医療依存度の高い利用者、

独居の利用者、精神疾患の利用者が多いステーションなどでは、

オンコールの回数は多いと言われています。

 

季節や時期によっても変動があります。

また、退院後の方などでは、

生活が安定するまでは本人様の不安などから対応を行うことが多くあります。

 

厚生労働省によると、

平均的な訪問看護ステーションの場合、

緊急訪問の必要がある利用者は1割未満。

その緊急訪問の回数は利用者1人あたり月3回ほど。

 

緊急時の備えで、突然の状態悪化をなくしましょう。

緊急時の対応回数においては、疾患の状態が大きいです。

しかし、ターミナルや医療依存の高い方を除いては、

日々の観察から突然の状態悪化を予防するため、

医師や他職種と連携を強めているステーションでありたいと思っています。

 

当ステーションは理学療法士と一緒に立ち上げておりますが、

リハビリと看護が訪問させて頂くことで、

体調確認も違った目で情報収集が出来ることに強みを持っています。

 

高齢の方は、少しの体調変化で日常生活が出来なくなります。

肘、膝、腰部含め関節のこわばりは、数日で変化を来たします。

そんな時、いつもと動きが違うと情報を得るだけでも、

緊急時に備えることが出来ます。

 

 

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地域の皆様の健康と安心のため、

利用者様が「その人らしく生きる」手段を共に模索し提供してまいります。

 

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