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片麻痺患者様の手指の動きをよくしたいなら、立ち直り反応を誘発しよう

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最近、片麻痺患者様のリハビリをさせていただく上で、

上肢機能のトレーニングをさせていただく機会が増えました。

前腕や手関節・手指の屈曲筋の緊張を落とすうえで、

よくマッサージで筋緊張を落として・・・

といった治療をされることはありますが、

それよりも、やはり麻痺側座骨への荷重はとても重要だなと思わずにはいられません。

 

・なぜ左右重心のアンバランスが起きているのか

・座位バランスはどうなっているのか

・上肢の筋緊張が高まる理由は?

 

上肢の筋緊張の問題点を考えるうえで、

座位バランスの評価、体幹や頸部の立ち直り反応の評価はとても重要です。

今日はその重要性について書いてみたいと思います。

 

なぜ連合反応は出現するのか?

 

まず、連合反応とは簡単に説明すると、

非麻痺側の上下肢を動かすことで麻痺側の筋緊張が高まる現象のことを言います。

 

我々でも、非対称性緊張性頸反射が不随的起こるように、

努力性に非麻痺側側に力を入れると、

麻痺側側の緊張が過剰に収縮するという現象が起こります。

 

これが上肢の屈曲共同パターンや足部の伸展共同パターン、

内反尖足のような形で出現するのですね。

 

連合反応を抑制するためにはどうすればいいのか?

では、連合反応を抑制するためにどのようにすればいいのか?

ということは、多くのセラピストの方の悩みだと思います。

 

・麻痺側筋緊張の高い筋をストレッチする

・リラクセーションを図る

・感覚入力を入れる

 

これらはとても重要なことではあります。

しかしながら、上肢も下肢も、連合反応が起こるということは、

過剰な筋収縮を起こしているということです。

 

いわゆる努力性に働いているということです。

 

端坐位や立位では屈曲共同運動パターンが生まれているけど

背臥位では緊張が落ちて手指や上肢は伸びている

という現象を見たことはありませんか?

 

それは今の姿勢が「努力性である」という証拠でもあるのです。

 

その努力性の姿勢をいかに非努力性にするかどうかが

連合反応を軽減するために重要なことです。

 

ではそのためには何が必要なのか?

 

それは麻痺側へしっかり荷重をさせるということです。

 

麻痺側へ荷重をかけ、立ち直り反応を出現させることが重要になってくるのです。

 

連合反応抑制には立ち直り反応を誘発する必要がある

立ち直り反応とは、姿勢バランスを保持するために必要な働きがあります。

 

簡単に言うと側方へ腕を伸ばしたときに

あなたはそちらに傾いて倒れるということはありませんよね。

 

その時の体幹の傾きや頭部の傾きを保持するという反応になります。

 

片麻痺患者様の寝返りや腹臥位姿勢で

頭部がしっかり挙上できているかどうか、

また持ち上がっているかどうか

このような姿勢からも頭部や体幹の固定性やバランス反応は重要になります。

 

また、端坐位姿勢においても麻痺側下肢へしっかり荷重ができると、

そちらに倒れたくないという反応から立ち直り運動が誘発されます。

この時の立ち直り反応は伸展パターンになりますので

上肢の屈曲共同パターンを抑制することになりますよね。

 

上肢の屈曲共同パターンを抑制することができれば、

手指の動きを阻害していた屈曲筋をリラクセーションすることもできますし、

伸展筋を働かせることもできます。

 

下肢においても、麻痺側足部の内反尖足を荷重をかけることで抑制し、

より足底面を設置して伸展パターンを抑制し、感覚入力が容易になりますので、

ぜひ試してみてください。

 

 

いかがでしたでしょうか?

片麻痺患者様のリハビリを行う上で、

麻痺側の立ち直り練習をしていくのは重要なことです。

しかし、端坐位や立位でそれがうまく出現しないということもあるでしょう。

 

その場合は寝返りや起き上がりの際に出現する立ち直りから

練習しなおす必要があります。

なかなか難しい課題かもしれませんが、

ぜひ頑張って患者様のために勉強していきましょう。

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

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