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理学療法士・作業療法士必見!歩行練習と歩行運動の違いを知っていますか?

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新型コロナウィルス感染症の感染拡大の影響も、

大きな変動なく維持できていますかね・・・

世間はオンラインでの勉強会が多く開催されるようになりました。

しかし、対面開催でしか得られないものも多いのも事実で・・・

 

というわけで、延期となっていた中山先生による

『歩行の評価と治療~バイオメカニクスと神経生理学の臨床応用~』

を、約1ヶ月後の11/15(日)に再開催することになりました

もちろん、感染拡大防止のための対策を徹底しながら行います。

今回はそのセミナーの内容の一部を紹介します。

  

本セミナーでは、歩行効率と歩行速度との関係を整理した上で、

動歩行・静歩行をバイオメカニクス的・神経生理学的な視点から紐解き、

中枢パターン発生器(CPG)については上肢との連動性にも着目し、

臨床的な評価・介入の工夫点を共有します。

また、実技もしくはデモンストレーションを部分的に組み込みながら行う予定です。

 

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2/28(日)に再開催予定の『装具セミナー』と両日ともに参加していただけると、

歩行や装具についての理解が深まりますので、併せてご検討ください

 

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歩行評価の三種の神器とは?

 

理学療法士の歩行評価の三種の神器と言えば・・・

①歩行分析
②10m歩行時間
③6分間歩行距離

といったところでしょうか。

 

歩行『観察』は、対象者の歩行中のありのままの姿を表現するため、

ベテランでも若手でも誰が観ても不変なはずです。

歩行スピードに観察がついていけない場合はありますが・・・

 

歩行『観察』から歩行『分析』に発展させる時に

セラピストの力量が現れると考えています。

それはなぜでしょうか?

・・・

・・・

・・・

 

それは、知っているか知らないかの違いだと考えています。

知識の違いにより『分析』段階で差がつきます。


解剖学的な知識しかない場合は機能解剖学的な側面から、

バイオメカニクス的な知識しかない場合は運動力学的な側面から、

脳科学的な知識しかない場合は神経生理学的な側面からの解釈に留まってしまいます。

 

つまり、

『観察』した現象を様々な視点から解釈して

『分析』する方が対象者の障がいを捉える幅が広がるのです。

本セミナーでは理学療法士・作業療法士に必須の

運動学・解剖学・生理学の視点から歩行を捉える一助となる知識を共有してみます。

 

『CPG』のバイオメカニクス的・神経生理学的な解釈とは?

 

CPG(中枢パターン発生器)の賦活・・・

歩行に関する学会発表の考察の部分でよく耳(目)にしませんか?

 

長下肢装具でのリズミカルな歩行であればCPGが賦活された・・・

左右対称的な二動作前型歩行であればCPGが効いている・・・

 

脳や脊髄の中は見えないので、

CPGのバイオメカニクス的・神経生理学的な構成要素を考慮した評価に基づいた上で、

『CPGが効いている』と言うべきだと考えます。

 

単に歩くことを繰り返している歩行『練習』と、

目的別の運動療法の一手段として行う歩行『運動』を区別するためには、

様々な視点からの解釈が必要ではないでしょうか?

 

本セミナーでは、

TLA(trailing limb angle)・慣性の法則などのバイオメカニクス的視点や

伸張反射・Ⅰb促通・反回抑制などの神経生理学的視点で『CPG』を紐解き、

歩行評価の三種の神器である『歩行分析・10m歩行・6分間歩行』における

一工夫を実技も交えながら共有したいと思います。

 

また、『CPG』と上肢活動との関連性から

OTプログラムへの工夫点についても触れますので、OTの方もぜひご参加下さいね。

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 本セミナーはこんなセラピストにオススメ

・『CPG』という言葉を安易に使ってしまっている・・・
・運動学・解剖学・生理学的な視点から歩行を解釈したい!!
・生体力学と神経生理学的な解釈の繋がりの引き出しを増やしたい!!
・10m歩行時間や6分間歩行距離などの指標を用いて歩行を評価していることが多い!!
・上肢活動の向上を図るためのOTプログラムに歩行を活かしたい!!

 

 

 

  • 今後のセミナー

【オンラインセミナー(再考シリーズ)】

・筋出力の再考・・・

①11/13構造的因子、②1/8機能的因子、③3/12その他の因子

https://seminar.ep-och.com/seminar/16505

 

・感覚の再考・・・

①11/27知覚と大脳、②1/22感覚と小脳、③3/26脊髄・メカノレセプター

https://seminar.ep-och.com/seminar/16508

 

・歩行の再考・・・

①12/4バイオメカニクス、②2/5神経機構・CPG、③4/9歩行効率

https://seminar.ep-och.com/seminar/16512

 

・回復期の再考・・・

①12/18専門性・機能面、②2/26 ADLと脳機能、③4/23治療的福祉用具・リスク管理と脳機能

https://seminar.ep-och.com/seminar/16515

 

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