EPoch Official Blog

自費訪問リハビリサービス、セラピスト向けセミナー、訪問看護ステーション、IT事業、Body +、スポーツ事業など幅広く事業展開しています。

「フレイル予防」で、高齢者でもできる健康づくりを始めませんか。

高齢者の運動能力の強さ | 無料の写真

 

新型コロナウイルス感染症の影響でデイサービスが中止になったり、

買い物を控えられたりされている高齢者の方のご家族、ケアマネージャーから

訪問リハビリの依頼が増えてきています。

外出回数が減るだけでも、高齢者にとっては大きなダメージに繋がります。

行動が制限されることで、筋力の低下のみだけでなく、

閉じこもりとなり精神面での影響も出てきます。

 

blog.ep-och.com

 

フレイルという言葉を、耳にしたことはないですか?

フレイルとは、老化に伴い心や体の働き、社会的なつながりが弱くなった状態をいいます。

このフレイルという状態を放置していると、要介護状態になる可能性があります。

高齢社会の日本では、フレイルを早期に見つけ、

進行を防ぐ治療や予防援助を行うことで、

健康な状態に戻ることが出来ると呼びかけています。

厚生労働省では、フレイルチェック表などを作成し、

都道府県、各市へと共に活動を実施しています。

(参考引用:高齢者のフレイル予防 厚生労働省

 

フレイルの原因

  • 身体機能の低下
  • 活動量の低下
  • 筋力が低下・筋肉量が減る
  • 社会的に交流する機会が減る
  • 認知機能の低下
  • 疲れやすい
  • 慢性疾患を持っている
  • 歯の本数減少
  • 咀嚼力の低下
  • 体重が減る
  • 低栄養になる
  • 金銭面
  • 独居

などが挙げられます。

例えば、身体活動の低下は、食欲低下を招き、

脳の働きを低下させ認知症を早めてしまうことに繋がり、

要介護へと進行してしますことがあります。

 

日本の平均寿命は延び続けています

厚生労働省が発表した簡易生命表では、

2019年の日本人の平均寿命は女性が87・45歳、男性が81・41歳と過去最高を更新。

女性は5年連続で世界2位、男性は3年連続で3位となったそうです。

フレイルは、老化による身体の低下を予防することが必要です。

そのため、医療技術は進化してはいますが、

高齢者の健康意識を高めることがフレイル予防に影響してくるのではないでしょうか。

 

フレイルを予防するために、必要なこと

  • 栄養
  • 運動
  • 社会活動

この3つの関りが重要です。

 

  • 食事ではエネルギーとタンパク質をしっかり摂り、低栄養を予防しましょう。
  • 運動療法は栄養療法とセットで行いましょう。
  • 独居の方は、食事の品数、食べる食材も少なく、食欲が低下しがちになります。低栄養状態に陥りやすいため注意しましょう。
  • 体重減少がないか、1か月に1回は測定を心掛けましょう。
  • 生活習慣病を予防するために、規則正しい生活を送りましょう。
  • 口腔内のフレイル予防も必要です。歯科検診に行きましょう。
  • 持病のコントロールをしましょう。
  • 趣味活動やボランティア活動など社会活動に参加しましょう。
  • 転倒をしないようにしましょう。
  • インフルエンザワクチンなどを接種し、感染予防をしましょう。
  • 免疫力が弱いため、手洗いうがいをしっかりしましょう。
  • 物忘れが見られ始めたら、家族に相談をしましょう。
  • 毎日続けられる方法で、少しずつ始めましょう。

 

訪問サービスと通所サービスの併用でフレイルを予防

訪問看護を利用されている方の中には、

デイサービスもご利用されている方も多くおられ、

休まず一生懸命に通われている方もおられます。

 

訪問看護のリハビリは、在宅を中心とした生活に応じたリハビリの提供です。

徒手での筋肉・痛みの緩和、ストレッチ、筋力、関節可動域の評価、福祉用具の剪定、臥床での運動、拘縮予防、屋外リハビリ、散歩、趣味の園芸などの活動の見守りなども行うことができます。

 

訪問看護師もまた医療の提供や不安などの傾聴はできますが、

デイサービスという空間は、同じ年齢の方たちが集まります。

お話しをする機会を設けた場合、励みになったり、

昔の時代の思い出話をすることで認知症予防や社会参加につながることもあり、

外出する機会があることは気分転換につながります。

デイサービスなどでは、食事の提供もあります。

独居の方にとって、とても嬉しい場でもあります。

 

生活習慣病を予防するためには、日常生活で運動習慣を取り入れることが大切です。

身体的・心理的・社会的フレイルの全てを予防できます。

本人や、家族がフレイルという状態を知り、介護状態へと移行しやすい危険性があり、どのような状態がフレイルにあたるのかを知っておくことが重要です。

 

日常生活のすべてが健康にかかわるものと捉え、介護予防を行っていきたいですね。

 

エポック訪問看護ステーション

伊丹・尼崎・川西・宝塚を中心として、

地域の皆様の健康と安心のため、

利用者様が「その人らしく生きる」手段を共に模索し提供してまいります。

※まずはお気軽にお問い合わせください※

TEL:072-770-1657

兵庫県伊丹市の訪問看護はエポック訪問看護ステーション - エポック訪問看護ステーション

 

エポックでは、自費訪問リハビリサービスも併用して利用することができます。

自費訪問リハビリサービス | 自費訪問リハビリなら EPoch-エポック-

 

#リハビリ#理学療法士#作業療法士#エポック#訪問リハビリ#訪問看護#在宅リハビリテーション#医療保険#介護保険#フレイル#高齢者#通所リハビリ