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異常点を見つけられるか?臨床におけるフィジカルサインを見逃すな!

 

フィジカルアセスメントって、よく聞く言葉です。

 

だいたいよく言われるのは視診、触診、聴診、打診などの

どちらかと言えばテクニック系のジャンルになっているように感じます。

  

1つの症状に対してどのように評価するかという技術にすぎません。

 

アセスメントって、もっと深いはずなのです。

アセスメントができないとハッキリ言って臨床で意味がないのです。

 

だから、フィジカルアセスメントをするためには豊富な医学的知識が必要不可欠なのです。

 

今日はこのフィジカルアセスメントをするために必要なことについて書いてみたいと思います。

 

フィジカルアセスメントのために必要な知識とは?

では、フィジカルアセスメントを行うために必要な知識ってなんでしょうか?

 

言い出すとキリがないですよね。

病気の事、薬の事、検査結果の事、などなど、要するにその患者さんの情報を統合して評価・判断するのがアセスメントだと思っています。

 

聴診をして、断続性ラ音がありました。

これは、アセスメントしてないですよね?

 

これで完結してしまったら、だからどうしたの?ってなりませんか?

 

なぜ断続性ラ音が聴診で聞こえたのか、どこで聞こえたのか、吸気なのか呼気なのか、いつから聞こえているのか、どんな疾患があるのか…

 

こういうことを考えて、

だからどのような病態なのかを考えて結論を出す、そしてその結論に基づいて治療を考える、

これがアセスメントじゃないですか?

 

SOAPで言えばAです。

 

Aに聴診して断続性ラ音が聴取できた、って書いてても、で?ってなります。

 

断続性ラ音が聞けることは大事です。

でも、それだけじゃダメなのです。

 

だけど、どういうわけか理学療法士の多くは

そこでアセスメントが終わっちゃうんです。

そこから一歩二歩踏み込んで考える、

そのために必要な情報を収集するということが大事であり、

それこそがフィジカルアセスメントの神髄だと、私は考えています。

 

 

フィジカルアセスメントを習熟するためには経験値をためよう

頭でっかちというとあまり聞こえが良くないかもしれませんが、

私は最初はそれで良いと考えています。

 

なぜかと言うと、頭でっかちはすぐになれるからです。

 

すぐにと言っても明日からというのは難しいですが、

要するに経験値が少なくても頭でっかちにはなれるんです。

 

そして、頭でっかちな状態であれば症状や所見に気づくことができる。

 

『あっ、これってこないだ勉強した所見かも』

 

って気づけるんです。

 

頭でっかちじゃないと、気付けません。

 

フィジカルアセスメントを習熟させていく過程で経験値は欠かせないと思います。

しかしその経験値を積むためには早い時期に気づくことができることが

効率的なスキルアップにつながります。

 

フィジカルアセスメントの学習方法は?

先ほども書きましたが、フィジカルアセスメントができるようになるためには、

まずたくさんの医学的知識が必要です。

 

医師がその究極系だと思います。

医師はすべての医学について精通しているからこそ、

どんな患者さんでも診ることができるし、必要時は他科にコンサルができます。

 

では、フィジカルアセスメントのために膨大な医学を学ぶとなると、

なかなか一歩踏み出せないんじゃないでしょうか?

どのように学んでいくかというと

基本的には日々の患者さんから学ぶことが第一だと思います。

 

そのとっかかりとして、フィジカルアセスメント、

特に循環器系のフィジカルアセスメントでよく使う浮腫みや息切れについての

オンラインセミナーをご用意致しました。

 

 

なるべく基礎からわかりやすく解説していただきますので、ぜひご参加ください。

 

整形外科で働く理学療法士・作業療法士向けフィジカルアセスメント|整形外科疾患の呼吸アセスメント – エポックセミナー

 

このセミナーでは実際の患者様の症例紹介はもとより
どのような呼吸音が聞こえるのかを実際の音声を元にお話をいただきますので
あなたが実際に聴診したような感覚に慣れると思います。

 

ここまででフィジカルアセスメントについての私の見解を述べました。

 

ちょっと他と考え方が違うのかもしれませんが、

より臨床目線でより患者さんに役立てるためにはこういう視点が必要です。

 

リスク管理だって同じで、たくさんの知識がないとリスク管理になりません。

所見が拾えるというフィジカルイグザミネーションを学ぶことはもちろんですが、

そこからさらに突っ込んで学んでいくことで臨床で役に立つスキルになります。

 

  • どのような問題点が考えられるのか
  • 今離床しても大丈夫なのか
  • これから運動療法をしても大丈夫なのか
  • どの程度で中止すべきなのか

これらを基礎から学べるセミナーになっています。

 

ぜひこの機会に循環器を克服しましょう!

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