アナトミートレイン治療をあなたは知っていますか?
アナトミートレインと横文字にすると小難しいように聞こえますが、
筋膜連結のことを指します。
筋膜連結とは体中に張り巡らせられた筋膜と筋のつながりを介して、
姿勢や動作の安定性をどのように得ていくかを、
路線図のように考えて評価・治療していく方法を指します。
人はこの筋膜のつながりによって体を効率的に動かしている
といっても過言ではありません。
アナトミートレインは筋・筋膜連結と呼ばれ
主に整形外科疾患のリハビリに利用されることが多いですが
実は内科疾患や消化器系疾患にも有用だと知っていましたか?
今日はそのお話をしたいと思います。
アナトミートレイン治療を理解すると心疾患にも効果的
アナトミートレインと心疾患、この二つの関連性は一見つながりがなさそうでも、
意外とつながりがあったりするものです。
アナトミートレインとは筋膜連結だという話をしました。
筋膜ということは、心臓にも筋膜が接合しているということにもつながります。
となると、筋膜治療を理解することができれば、
心臓や内科系にも影響することができるという考え方にも繋がりますよね。
実際、筋膜治療を専門に考える新旧分野では、
正常から逸脱した血圧の場合において10〜15mmHgの降圧効果があることが
報告されているため、
アナトミートレインを考え、
鍼灸治療の理論を使ってアナトミートレインへアプローチすることで
心疾患に対応できるようになります。
心疾患へのアプローチを可動域や筋力で評価する
このように、アナトミートレインを理解することで
内科系疾患の治療にも役立つということがわかったところで、
実際にはどのように評価・治療を進めていくかを考えてみたいと思います。
筋膜連結に破綻が起こると何が起こるか、
というと、可動域低下や筋出力の低下が考えられます。
その評価方法はROMやMMTですよね。
これらの評価技術を用いて、アナトミートレイン理論を理解することで、
心疾患へのアプローチ方法や内科系疾患へのアプローチができるのです。
実際にエポックセミナーでも
以下のテーマでアナトミートレインのセミナーを開催しています。
- アナトミートレインと消化器系疾患
- アナトミートレインと呼吸・循環器疾患
- アナトミートレインと脳血管疾患
- アナトミートレインと精神疾患
- アナトミートレインと婦人科・泌尿器系疾患
これらの疾患に対しても、アナトミートレイン治療は効果を発揮するということが報告されています。
もしあなたがアナトミートレインに興味を持っているのであれば、
ぜひこのセミナーを受講してみてください。
アナトミートレインと消化器系疾患|エポック筋膜リハスクール症状編 – エポックセミナー
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