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モニター心電図は何を見れば良いの?3つの見るべきポイント

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  • 入院中の患者さんが肩にかけてる四角いやつ。
  • 赤と黄色と緑のカラフルなコードがついてるやつ。
  • ポケットがないとよく床に落とすやつ。

 

それは、モニター心電図の発信機です。

特に急性期病棟ではモニター心電図をつけている患者さんはかなり多いと思います、

回復期では少数ですがゼロではないはずです。

 

このような方は最後までこの記事を読み進めて下さい。

まずは、モニター心電図のチェックポイントについてです。

 

モニター心電図の3つの判断軸

モニター心電図に限らずですが、心電図には非常に多くの情報が含まれています。

不整脈1つとっても、1つの不整脈とは限らないですよね?

心房細動に心室性期外収縮が含まれていて、時々頻脈になって…

みたいに。

 

その際の大事な判断軸が以下の3つです。

危険な不整脈というのは

・命に係わる致死性不整脈

・リハビリなどの運動を行わない方が良い循環動態に影響を与える不整脈

・様子観察で良い不整脈

 

※施設にて具体的な決まりがある場合はもちろんそちらに従ってください

 

この3つに分けると良いと思います。

特に大事なことは命に関わるのかどうかです。

ですが、そんな不整脈は誰が見たって報告が必要なので、

あなたが報告するまでもなく、看護師さんが気づいて医師に報告します。

 

もしセントラルモニターがなくて手元の心電図にしか表示されていないのであれば、

急変時の対応をきちんと行いましょう。

 

判断が微妙なものは循環動態に影響を与えるものです。

こちらの場合は、即命に直結するものではありませんので、緊急性は高くありません。

 

例としてわかりやすいのは頻脈です。

運動に伴って心拍数が増加する洞性頻脈であればさほど問題はないと思いますが、

熱発などによって安静時よりかなりの頻脈であれば

少なくても強い運動負荷は避けるべきです。

 

その場合は、たいてい熱発によってリハビリ中止となることが多いですが。

ここは基本的に不整脈以外の要素、

具体的には心機能や全身状態なども加味しての判断となります。

 

不整脈そのものの危険性というよりも、

総合してリハビリや運動をするべきかどうかという判断なので相対的なものとなります。

 

モニター心電図はまずはここを見よう

心電図はそれだけで危険な不整脈もありますが、

多くの不整脈は今命に直結はしていないが状態不良のサインであったりします。

 

事実、急変には実は何らかの予兆が出ていることが知られています。

心電図はその情報をたくさん与えてくれます。

 

そこで、セントラルモニターであっても

ベッドサイドモニターであって役に立つのが『リコール』という機能です。

 

心電図は機械が不整脈を検知してアラームという形で知らせてくれますよね?

その履歴がリコールです。

 

今見ている心電図は正常であっても、

数分前に危険な不整脈が出ていればそれは安全な状態とは言えません。

 

危険な不整脈は基本的にリコールに上がってきますので確認しましょう。

ただし、心電図は賢いようで実は賢くないので、ミスキャッチもたくさんあります。

 

危険でないのに危険と判断していることは多々あります。

その辺りの判断は人間の手作業となります。

また、逆に危険なのにキャッチしていない可能性もあります、

特にアラームの設定がきちんとできていないと拾い漏れの可能性があります。

 

そこで役に立つのが圧縮波形です。

過去24時間程度のすべての心電図が圧縮されて記録されているので、

怪しい人などはきちんとそちらを確認しましょう。

 

リコールと圧縮波形に問題なければまず安心してリハビリができるでしょう。

 

モニター心電図まとめ

モニター心電図はリスク管理においてとても有益です。

患者さんの心臓の状態はもちろん、全身状態をきちんと反映してくれています。

モニター心電図があるのに見ない。

それでリスク管理をしたと言われても、とても信用できません。

理学療法士・作業療法士は最低限の心電図の知識を持ち合わせておくべきである

と考えます。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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