（画像：日刊スポーツ）
コロナウィルスの感染拡大に伴い、
マスクを着用するようになってそれが日常化するようになりました。
感染リスクを少しでも減らそうと、
マスクを二重、三重に重ねるなどして工夫を凝らす人も見られるようになり、
スポーツ現場ではマスクを二重に重ねると効果的、
という研究結果がアメリカでも話題になっていました。
しかしながら、先日テレビニュースで驚きの研究結果を
神戸の理化学研究所が発表していました。
『二重マスクに効果はない。』
今まで二重にマスクをしていた人には衝撃的なニュースだったのではないでしょうか？
今日はそのようなお話をしたいと思います。
二重マスクをしても飛沫拡大は変わらない
マスクを二重に装着すると、飛沫が飛び散りにくいような印象を受けるのですが、
実はそうではないことが、先日神戸の理化学研究所などのチームは、
スーパーコンピューター富岳を使った検証実験で明らかになりました。
結果としては、二重マスクも、不織布マスクを顔にフィットさせた場合も、
飛沫拡大や吸い込む率は数％しか変わらないとのことです。
今まで息苦しいのをさんざん我慢しながら感染拡大を予防していたのは
何のためなのか。。。
そう思わずにいられないという人も多いのではないでしょうか？
逆を言えば、不織布マスクをきちんと鼻にフィットさせてしまえば、
二重にマスクをつける必要はなく、
息苦しいという感覚から解放されるというメリットもありますし、
何よりマスクを2枚使わなくていいからコストカットにもつながるということです。
これはいい研究結果なのではないでしょうか？
マスクはきちんと鼻にフィットさせることが重要
マスクは飛沫の拡散の予防と、飛沫の吸収を予防することに繋がります。
ちょうどこの時期は花粉症の時期でもあり、
少しでもマスクを外したいと感じる方もおられることでしょう。
私自身も昨年からこの時期になると鼻が詰まったりすることがあり、
息苦しいことこの上ないと感じるようになってきました。
そのため、少しでもマスクを外したい、
叶うことなら鼻だけでも出していたいと感じることがあります。
しかしながら、このブログでも書いてきたように、
感染を「しない、させない」という精神が重要です。
だからこそ、ぐっと我慢してマスクをきちんとつけることを心がけています。
マスクは鼻の部分のプラスチックの棒をきちんと鼻にフィットさせて、
顔と鼻の空間を埋めることが重要です。
そうすることで飛沫の拡大を予防することができます。
コロナウィルスのワクチン接種が開始しました。
そのため、もうすぐだという希望も期待もありますが、
これからの時代はコロナウィルスはインフルエンザと同様に、
ありふれた感染ウィルスとなってくるのではないでしょうか？
先日国内の神戸市にワクチンの製造工場を建築するという発表もありました。
つまりwithコロナという時代が到来するわけです。
マスクの正しい着用方法をきちんと覚えて、
自分の身体だけでなく、家族や身近な人々を守るという精神で、
これからの時代を乗り越えていきたいものですね。
ぜひ今日のブログで、皆様の認識が少しでも変わることを祈ります。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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