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体幹治療には骨盤底筋群への理解が不可欠です

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骨盤底筋群トレーニングをすると体幹機能が向上する

 

と言われてリハビリを促してみるけど、

どのように進めたらいいかわからないという人はいませんか?

私自身も骨盤底筋群の収縮を促すことで、

体幹機能へのアプローチになることはわかるのですが、

実際どのようにリハビリをすればいいか、疑問に思っていました。

 

臨床の中で骨盤底筋群へ注目する機会は少ないかもしれません。

どうしても、腹斜筋や腹横筋へのアプローチ、

立ち直り反応へのアプローチが主となりがちになっているのでは?と思います。

 

今日はそのようなお話をしたいと思います。

 

骨盤底筋群を鍛えるメリットとは?

片麻痺患者様でも、整形外科の患者様でも体幹に着目する機会は多いと思います。

 

体幹機能の活動が低下してしまうと

  • コアトレーニングをしているのに座位バランスが安定しない
  • 座位における姿勢の崩れを調整できない
  • 上下肢の努力性収縮が出てしまう

 

このような問題点が考えられます。

 

だからこそ、腹斜筋や腹横筋へのアプローチプログラムを立案する

ということはできると思いますが、

骨盤底筋群や横隔膜へ視点を持つということは、あまりないのではないでしょうか?

 

骨盤底筋群へのアプローチは産前産後のリハビリには重要だ

という認識は持たれていると思いますが、

脳血管障害や整形外科疾患へのトレーニングとしては

まだまだ認知されていないのが現状だと思います。

 

腹圧を高めるためには、腹横筋が重要だという一般共通認識はあると思います。

ですが、その圧を高めるために必要な上下の腹壁についての認識は

持ったことがありますか?

 

腹圧を高めるために必要なは上下の腹壁とは?

少し話を変えますが、今日はペットボトルロケットで腹圧を高める、

ということを考えてみましょう。

 

ペットボトルロケットとは、

空気を入れてその圧で水を噴射して飛ばすロケットのことです。

空気を入れて圧を高めると、ペットボトルの側面の圧が高まり、

ペットボトルが膨らむ様子が見られます。

 

ですが、その圧を支えるのは側面だけではありません。

いわゆる底面もしっかり固定されていないと圧は高まりませんよね。

 

その底面が骨盤底筋群になるのです。

 

骨盤底筋群がゆるんでしまうと、腹圧を高めることはできません。

また、骨盤底筋群が弛緩していれば尿漏れや便通が緩むなどの問題が散見されます。

ですので、ぜひ骨盤底筋群への理解を深め、

トレーニングを進めてもらえるといいのではないかなと思います。

 

コアトレーニングのスペシャリストによるオンラインセミナー

今回ご紹介したいのは神谷先生による骨盤底筋群セミナーです。

5月と少し先になりますが、ぜひこのセミナーは必見です。

なぜなら過去体幹セミナーを開催して多くの受講生様の満足度が最高ランクを位置付けていたからです。

 

seminar.ep-och.com

 

・次の神谷先生のセミナーはいつあるのか?

・次は骨盤底筋群へのトレーニングが効きたい

・縦隔へのアプローチなんて考えたことがなかった

 

このように受講生様の新しい気づきや、受講生様の要望が多くよせられて、

今回の骨盤底筋群セミナーが開催される運びとなりました。

 

骨盤底筋群へアプローチするメリットは

①臓器の支持

②排尿・排便の際の排出口の開放・閉鎖

③腹圧を高める

④腰椎・骨盤帯の安定

⑤姿勢の保持が得られます。

 

ぜひあなたもこのセミナーを受講して、体幹機能への認識を深めてみてくださいね。

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

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