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リハビリに従事するあなたに知ってほしい、栄養とガソリンの共通点

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私は普段、訪問リハビリに回らせていただくにあたり車に乗る機会がとても多いです。

 

そのためガソリンスタンドには週に数回寄るのですが

先日、ガソリンスタンドでエンジンルームの点検をしていただきました

すると、エンジンオイルが少なくなっていたり、冷却水が減っていたりしたので

補充をお願いしました。

 

もちろん合わせてガソリンも入れたのですが、 

自分の身体もこのように定期的に、メンテナンスというか 

チェックする簡単な場所があればな、なんて思ってみたりもしました。

 

あなたは、自分の身体、きちんとチェックできていますか? 

 

さて、本題に入ろうと思うのですが、 車はガソリンを入れなければ走りません。 

しかしながら人間も食事を取らなければ動けないはずなのに 

なぜ現代人は食事量を減らすのか、 

そして病院でのリハビリに従事するセラピストは

もっと食事の摂取量に意識を向けないのか?

 

その食事の重要性について書いてみたいと思います。

 

車にガソリン、人間に食事、これ原動力です

「栄養ケアなくしてリハなし」 

これは横浜市立大学の若林秀隆先生の言葉です。

 

リハビリテーションを進めるにあたって栄養管理はとても重要だと思います。 

 

そもそも、あなたは疑問に思いませんか?

 

入院している患者様の食事内容が誰もが一律同じな時点で 

私は疑問を持たずにはいられません。  

入院して激やせして退院してきたという患者様もみたことがあることでしょう。 

 

そもそも、性別によっても年齢によっても活動量によっても

消費カロリー量は異なるはずなのに摂取カロリー量はすべて同じというこの矛盾。 

 

排気量の異なる車が並んでいるのに渡すガソリン量はすべて一律。 

その状態で目的地まで走れとはおかしいと思いませんか?? 

 

患者様の活動量やリハビリ内容を考慮して摂取カロリーや 

栄養状態を変更していくのがとても重要だと声を大にして言いたい。 

 

治療が進まないのは栄養状態が悪いからではないですか? 

臨床の中で低栄養の患者様は多いです。

 

その原因は食べれない、ということが多いですが、そもそも機能的に食べれないのか 

食欲がないのか、ということをきちんと把握する必要があります。

 

おいしくない、というコメントも昔ありましたね。

 

ですが食形態や摂取回数を変えるという努力は誰でもできるはずです。

 

低栄養であれば筋肉量もつきませんし組織の回復にもつながりません。 

そもそもガソリンないのにリハビリでしごかれるなんて

虐待もいいところじゃないでしょうか。

 

だからこそセラピストこそが食事量や栄養状態の把握を

徹底的にしておいてほしいと思います。

 

「原因を追究すること」がもっとも大切 

リハビリテーションも栄養管理も、原因を追究することがもっとも大切です。

 

患者さんが痩せている理由には、以下の通りさまざまな原因が考えられます。 

・単に食べていない、食事量が不十分なもの 

・急性炎症・外傷などの重症の病気によるもの 

・悪性腫瘍(がん)や慢性臓器不全などによるもの 

 

それらの原因を追究し、チームで関わっていくための橋渡しに 

私はセラピストこそがなれるのではないかと思います。

 

もちろん、リハ医を筆頭に進めていただきたいのはやまやまですが 

毎日数時間を共に過ごせるのはセラピストです。 

関係性を構築し、その情報をチームで共有する。 

それこそが重要なリハビリテーションではないでしょうか? 

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

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