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なぜ高齢者は立ち上がれなくなる?日常生活動作の正常パターンを学ぶ必要とは

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皆さんは立ち上がり動作の治療ってどのように行っていますか?

 

患者様の立ち上がり動作って様々な方法があると思います。

  • 手すりを持ってひきつけて立ち上がる
  • ベッドを両手で押して立ち上がる
  • 反動をつけて立ち上がる
  • 低い椅子からだとなかなか立てない

 

様々な患者様の立ち上がり方法があります。

あなたの患者様の立ち上がり方法はどのような感じですか?

 

実はこれらの立ち上がり方法って、それぞれ患者様の問題点は異なるのです。

 

だからこそ、様々な環境下での立ち上がりを評価していかなければいけません。

 

上記の立ち上がり方における問題点ってあなたは説明できますか?

これらの立ち上がり動作がなぜいけないのかがわからないという方は

最後までお読みください。

必ずお役に立ちますよ。

患者様が立てない理由は筋力以外にも運動パターンにある

患者様の中には筋力がないから立てない、という理由ならよくわかるのに、

実際筋力はあるけどなかなか立てないという人もいるのではないですか?

 

歩いていても立っていても、ふらふらしている患者様も実は少なくありません。

 

こうした時に考えるのは実は筋力だけでなく、

重力や慣性力、加速度や床反力を考えてその患者様がどのように立ち上がるのか、

立ち上がりやすいのかを評価して治療しなければいけません。

 

なぜなら、立ち上がり動作は、重心位置がとても重要になるからです。

例えば、あなたは今椅子に座っているとしましょう。

その状態で、体幹屈曲をせずに立ち上がることはできますか?

 

おそらく高い椅子に座っている状態であれば、容易に立ち上がることはできるかもしれません。

しかし、低めの椅子に座っている状態であれば、なかなか立ち上がるのは難しいのではないでしょうか?

 

それは重心位置が足底の支持基底面内に収めることができないから、

うまく立ち上がることができないのです。

 

このように立ち上がり動作を考えるうえで、

支持基底面や重心位置のことを考えて治療をすることはとても重要だと言えます。

 

重度麻痺患者様の立ち上がり動作で腋窩介助は下肢の支持が難しくなる

 

患者様の中には筋力がないから立てない、という理由ならよくわかるのに、

実際筋力はあるけどなかなか立てないという人もいるのではないですか?

 

歩いていても立っていても、ふらふらしている患者様も実は少なくありません。

 

こうした時に考えるのは実は筋力だけでなく、

重力や慣性力、加速度や床反力を考えてその患者様がどのように立ち上がるのか、

立ち上がりやすいのかを評価して治療しなければいけません。

 

つまり、その患者様の動作時の運動パターンに着目して評価をして治療をしてくのです。

 

なぜなら、立ち上がり動作は、重心位置がとても重要になるからです。

例えば、あなたは今椅子に座っているとしましょう。

その状態で、体幹屈曲をせずに立ち上がることはできますか?

 

おそらく高い椅子に座っている状態であれば、容易に立ち上がることはできるかもしれません。

 

しかし、低めの椅子に座っている状態であれば、なかなか立ち上がるのは難しいのではないでしょうか?

 

筋力に任せて立ち上がることができてしまう人もいるでしょう。

しかし、段違いに難しくなりませんか?

 

それは重心位置が足底の支持基底面内に収めることができないから、

うまく立ち上がることができないのです。

 

このように立ち上がり動作を考えるうえで、

支持基底面や重心位置のことを考えて治療をすることはとても重要だと言えます。

 

腋窩介助は連合反応を増長している可能性があるって本当?

 

もちろん、全部が全部、腋窩介助が問題だと言っているわけではありません。

人によっては腋窩介助が重要なこともあります。

 

しかしながら麻痺度合いを表すBRS-TのstageⅠ~Ⅲの患者様で

まだまだ分離ができていないという患者様については

腋窩介助よりも、立ち上がりの際には

臀部を介助することのほうが効果的ではないか、と感じるわけです。

 

理由としては前述したように、

上肢の過剰努力が下肢の屈曲共同運動パターンを増強してしまうからですが、

この辺りはケースバイケースでしょうか。

 

さて、今回は立ち上がり動作を例にしましたが
その他のあらゆる動作でこういった運動パターンについて評価していく必要があります。

 

そんな運動パターンについて、どういった動作が正常で、どういった動作が異常なのかを徹底的にお伝えするセミナーがあります。

 

それが荒木茂先生の
整形外科疾患に対する日常生活動作における異常運動パターン修正エクササイズ – エポックセミナー

です。


この回では運動パターンについて、マッスルインバランスという考え方でご説明していただきます。
マッスルインバランスは世界中で一般的な考え方となっています。

 

ぜひ、この機会に世界基準の評価と治療について学んでみましょう。

すると今まで見えていなかった部分が明確になってくることでしょう。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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